世界長者番付3位の伝説的な投資家でバークシャー・ハサウェイ社会長のウォーレン・バーフェット氏(写真)が個人寄付では最高額となる約28億ドル(約2兆8840億ウォン)を寄付した。
バフェッと氏は14日(現地時間)、バークシャ・ハサウェイ社の株式2173万株を5つの慈善団体に分けて寄付した。最高額の21億ドルを受け取った団体はマイクロソフト社創業者ビル・ゲイツ氏夫婦が設立したビル&メリンダ・ゲイツ財団。
バフェッと氏の最初の妻、スーザン氏が作ったスーザン・トムプソンバフェット財団は2億1500万ドルの寄付金を受け取った。バフェット氏の3人の子女の名を取ったハワード・バフェット財団、スーザン・バフェット財団、ピーター・バフェット財団にもそれぞれ1億5000万ドルずつを寄付した。寄付金は世界の教育、保健、貧困などの問題を解決するのに使われる。
バフェット氏は2006年からゲイツ氏とともに「富豪たちは自分の資産の半分を寄付する」という寄付誓約(The Giving Pledge)運動を展開している。フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ氏、マイケル・ブルームバーグ・ニューヨーク市長、オラクル創業者のラリー・エリソン氏、映画監督のジョージ・ルーカス氏など世界の著名人120人あまりが参加している。バフェット氏は、あるインタビューで「資産の99%を寄付したい」と明言している。今までの寄付金は累計で230億ドルに上るが、これはバフェット氏の資産658億ドルの3分の1に迫るものだ。