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ケリー国務長官、「安倍首相の訪朝、韓米日の連携が乱れかねない」

ケリー国務長官、「安倍首相の訪朝、韓米日の連携が乱れかねない」

Posted July. 17, 2014 03:28,   

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米国のケリー国務長官が、日本人拉致問題をめぐる日朝交渉と関連して、安倍晋三政権の行き過ぎた突出行動を警告した。

16日、日本のメディアによると、ケリー長官は7日、岸田文雄外相と深夜に40分間電話で協議し、「安倍首相が北朝鮮を訪問すれば、韓米日3ヵ国の連携がみだれかねない」と自制を求めた。そして、「日米は同盟国だ。日本だけ突出することは良くない。安倍首相が訪朝することを検討する場合についても、事前通告ではなく、きちんと相談してほしい」と注文した。また、ケリー長官は、日本が追加で対北朝鮮制裁を解除する考えがあるかどうかを問い、「追加の制裁解除には慎重な態度を取るのがいい」と述べた。

ケリー長官の電話は、岸田外相が先月3日、参議院外交防衛委員会に出席して、「成果を上げるために最も効果的な方法が何であるか。その中で 訪朝についても考えていく」と言及したことによるものだった。これに対して、岸田外相はケリー長官に「マスコミが答弁内容を解釈して報じただけで、首相訪朝は一切検討していない」と釈明したと、日本のメディアが伝えた。また、北朝鮮に対する追加制裁の解除を検討していないことも伝えた。