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台風の影響圏に入った済州、飛行機の欠航や休航が続出

台風の影響圏に入った済州、飛行機の欠航や休航が続出

Posted July. 10, 2014 03:05,   

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台風8号が北上し、9日に済州島(チェジュド)を強打した。強風と共に大雨が降り、済州地域の各地で被害が発生した。台風8号は10日午後には日本を抜けると見られ、その後、全国的に曇りが続き、猛暑になるものと見られる。

台風8号は9日午後12時、中心気圧965ヘクトパスカル、最大風速38メートル(秒速)、強風半径400キロメートルの勢力を維持したまま、西帰浦(ソグィポ)南方約260キロメートルまで接近し、強風と共に1時間当たり30ミリ以上の豪雨を降らせた。同日午後1時現在、済州50.1ミリ、西帰浦49ミリ、城山(ソンサン)34.9ミリの雨が降り、山間地域のウィッセオルムには305ミリの豪雨が降った。加波島(カパド)の最大瞬間風速は秒速33.8メートルで、済州22.7メートル、西帰浦19.5メートルを記録した。台風の直接的な影響を受けた済州地域は、飛行機と旅客船が休航し、停電が発生するなど被害が相次いだ。漢拏山(ハンラサン)は入山が統制され、1日で300ミリを超える豪雨が降った。同日、済州国際空港は飛行機の欠航が続出し、済州〜木浦(モクポ)、済州〜釜山(プサン)などの旅客船や渡航船の運航が全面休航となった。済州地域の入り江には、漁船など約2000隻の船舶が緊急避難した。台風の影響で済州地域のポプファン小学校やテジョン女子高校など8校が休校し、44校が下校時間を操り上げた。

台風8号は10日に日本の鹿児島に接近した後、日本本土を北上するものと見られる。午後からは全国的に曇りの天気となり、日中の最高気温が30℃以上の暑さになると気象庁は予想した。