Go to contents

「ロナウドとスアレス、大丈夫?」

Posted June. 05, 2014 03:21,   

한국어

顔は笑っていても、心の中では泣いているかも知れない。

ポルトガルのクリスティアーヌ・ロナウド(29=レアル・マドリード)とウルグアイのルイス・スアレス(27=リヴァプール)の話だ。ブラジルワールドカップ(W杯)本大会進出32カ国の最終エントリーが全て発表される中、ラダメル・ファルカオ(コロンビア)は負傷で最終エントリーに入れず、W杯の夢が霧散した反面、この2人のスーパースターは負傷しているにも関わらず代表に選ばれ関心を集めている。しかし、W杯の舞台に立てるかはまだ不透明な状況だ。最悪の場合1試合も出場できずに、ベンチで試合を見守るだけになるかも知れない。

ポルトガルサッカー協会は4日、ロナウドの左ひざに腱鞘炎があることを発表した。腱鞘炎は骨と筋肉をつなぐじん帯に生じる炎症だ。ロナウドは1日、ギリシャとの親善試合に欠場した。ポルトガルサッカー協会はロナウドのW杯出場には問題がないと語った。スペインのマスコミは、「W杯試合は他の試合より格段に激しいため、既に酷使されたロナウドのじん帯が完全に断裂しかねない」と報道した。本大会でプレーできない可能性があるという見通しだ。

先月23日、膝の軟骨を痛めて手術を受けたスアレスもロナウドと同じく厳しい状況だ。ウルグアイサッカー協会は、「スアレスの身体的、精神的コンディションが良いレベルまで回復している」と話した。代表リームに加わったものの、まだ正常なトレーニングには参加していない。体育館内で膝周囲の筋肉を集中強化するリハビリ訓練に精を出している。ウルグアイのマスコミは、スアレスの全快を望んでいるが、「負傷から回復しても正常の練習を消化できなかったスアレスが代表チームにどれほど役に立つかは未知数だ」と語り懸念を示した。

この2人が抜けると、チームの運命も変わりかねない。2人の選手は共にチームでの影響力が大きい。ロナウドは13〜14シーズン、リーガ・エスパニョーラで31ゴールを決めて得点王に輝いた。欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグでも1シーズン最多の17ゴールを決めてチームの優勝を牽引した。スアレスも31ゴールで、イングランド・プレミアリーグ得点王に輝いた。技量だけを見ると、今度のW杯で最も期待されるストライカーだ。

この2人のスターをW杯のグラウンドで見ることができるだろうか。ポルトガルとウルグアイの国民だけでなく、全世界のサッカーファンの関心が注がれる。