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高校生時代のゲームマニア、米大学の教壇に立つ

高校生時代のゲームマニア、米大学の教壇に立つ

Posted May. 29, 2014 07:39,   

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高校生時代、平日は3時間、休日は一日中ゲームに嵌っていた「ゲームマニア」が、米有名州立大学の教授となった。

KAISTは今年2月、同大学で、ゲーム開発でコンピューター学の博士号を取ったパク・テウ氏(32、写真)が、8月から米ミシガン州立大学・遠距離通信及び情報研究メディア学科で、ゲームのデザインや開発分野の教授につくことになったと、28日明らかにした。KAIST博士出身が、海外名門大学の正式教授に任命された事例はあったが、博士号を取った後、研究員経歴なしに、すぐに任用されたのは異例のことだ。

KAISTによると、パク氏は生活密着型ゲームの具体的なアイデアを示し、任用審査でよい評価を受けた。パク氏は、日常生活をゲームと融合させ、知能開発、社会性増進、運動、教育、医療分野でさまざまな効果を引き出す研究を手がけてきた。

浪人の末、KAISTに入学したパク氏は、「ハジェ(HAJE)」というゲームサークルの会長を務めるほど、ゲームに打ち込んだ。そのため、「ゲームに打ち込み過ぎたため、専攻授業に集中するのに困難を覚えた」と打ち明けた場面もあった。しかし、ゲームを学位まで発展させてみてはどうかというコンピューター科のソン・ジュンファ教授の勧めで、ゲームの企画や具現技術などを分析した論文「パーベイシブソーシャル運動ゲームとこれを支援するフランとフォームのデザイン及び具現」で、博士号を取った。パク氏は、二人がトレッドミル(ランニングマシン)上で走るスピードにあわせて、画面上のアヒルボートを操作し、やや退屈になりがちな運動が楽しくできる「アヒルボート」ゲームも開発した。

パク氏は、「モバイル機器とユビキタス技術を基に、日常生活に役立つゲームを引き続き開発したい」と明らかにした。