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李健煕三星会長が心臓麻痺で心肺蘇生手術

李健煕三星会長が心臓麻痺で心肺蘇生手術

Posted May. 12, 2014 07:43,   

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李健煕(イ・ゴンヒ)三星(サムスン)電子会長(72・写真)が10日夜、心臓麻痺で心肺蘇生(CPR)手術を受けた。

11日、三星グループによると、李会長は10日午後11時頃、ソウル市龍山区漢南洞(ヨンサング・ハンナムドン)の自宅で突然呼吸混乱を起こし、近くの順天郷(スンチョンヒャン)病院の救急室に移された。李会長は病院荷到着した直後に急性心筋梗塞の診断を受け、心臓麻痺症状が現れたため、CPRを受けた。

1999年に米国で肺リンプがんの手術を受けている李会長は、呼吸器の健康が良くないため、冬には暖かく澄んだ空気の海外で保養してきた。また呼吸器疾患で入院したことがある。だが、心臓麻痺の症状を見せたのは初めてだという。

李会長は、順天郷病院で気道拡張のために気管支挿管施術を受け、容態が好転した11日0時15分頃、江南(カンナム)区にある三星ソウル病院に移された。ここで李会長は、心臓の血管を広げるステント(Stent)挿入手術を受けた。

三星によると、李会長は現在、心臓と肺の機能が低下する際に行う「体外膜型酸素化装置」(ECMO)の施術を受けている。ECMOは、患者の心臓と肺の機能を肩代わりする装備を利用した施術で、静脈から血液を対外に抜いて、動脈血に替えて患者に注入するものだ。

三星側は、「李会長の入院期間がどのくらいになるかについては、今は言えないが、応急治療が早急に行われ各種施術も無事行われた」とし、「今は心臓機能が好転し、薬物と輸液治療を行っており、ECMOも間もなく外す予定だ」と発表した。

李会長は、今年初めの新年行事に参加した後に出国し、米国と日本に滞在し、先月17日に帰国した。李会長は、帰国5日後にソウル市瑞草区(ソチョグ)の三星電子本社に出勤したほか、最近までも新経営モットである「マッハ経営」の浸透や系列企業間の事業再編、未来戦略室の人事などを直接仕切ってきた。

海外出張中だった長男の李在鎔(イ・ジェヨン)三星電子副会長は、入院の話を聞いて11日午前二帰国し、三星グループ未来戦略室を中心にグループと系列企業の主要関係者たちは非常勤務体制に突入した。

三星内部と周辺では、李会長の健康悪化にもかかわらず、特別な危機要因はないという見方が支配的だ。財界の関係者は、「三星は李健煕会長が大きな枠組みとしての戦略の樹立や意思決定さえすれば、システムで回っていく経営構造を古くから備えている企業だ」とし、「懸念するほどの危機的状況が発生する可能性は大変少ない」と話した。