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W杯まであと51日、対戦国監督が予想する韓国の成績は?

W杯まであと51日、対戦国監督が予想する韓国の成績は?

Posted April. 23, 2014 04:09,   

한국어

「少なくともベスト8」

「戦力から見て、少なくともベスト16入り以上は果たさないと…」

「勝利に慣れている」

サッカーワールドカップブラジル大会の開幕(6月13日)が、51日後に迫っている中、韓国と組み別リーグのH組で対戦する3ヵ国の司令塔らが、心の中に秘めている期待成績を、次々と明らかにしている。H組で、戦力が最も優れているという評価を受けているベルギー(FIFAランキング12位)のマルク・ビルモッツ監督(45)は、やや謙遜な姿勢を見せている。一方、アルジェリア(25位)のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)は最近、内部からの雑音にも関わらず、依然自信溢れる姿を見せている。

韓国の組別リーグの初対戦国となるロシア(18位)の采配を振るうイタリア出身の名監督・ファビオ・カペッロ監督(68)が打ち出した目標は、「悪くてもベスト8入り」だ。AFP通信は、「カペッロ監督が、『少なくともベスト8入りが目標だ』と明らかにした」と、22日付で伝えた。カペッロ監督は、「欧州の地域予選で、我々が組みのトップに立つだろうと予想した人など誰もいなかった。しかし、我々が成し遂げたことを必ず覚えていてほしい」とし、ワールドカップブラジル大会本選での異変を予告した。ロシアは、欧州の地域予選で、名ゴールキーパー・クリスティアーヌ・ロナウド(レアルマドリード)が活躍したポルトガルを抜き、F組トップで、02年以降12年ぶりに本選に進出した。

カペッロ監督は、ブラジル入り前に、ロシア国内でトレーニングすることを決めた理由についても説明した。「私はロシア人についてよく知っているが、家族と一緒に過ごす時間を大変大事に考えている。そのため、ロシアでワールドカップを準備することに決めた」と話した。自国リーグ所属の選手らが、最終エントリーの大半を占めるものと見られるロシアは、ノルウェーでのアウェー強化試合(5月31日)を除き、2度の強化試合やトレーニングスケジュールを全て、国内で行った後、6月8日、ブラジルに向け出発する予定だ。来月12日に召集される韓国代表チームは、来月30日から、米マイアミでトレーニングを行った後、6月11日、ブラジル内ベースキャンプ地のイグアス入りする。

ビルモッツ監督は最近、ドイツのサッカー専門誌「キッカー」とのインタビューで、「我々のベスト16入りは有力だ。今の戦力で、ベスト16入りできなければ、大変がっかりするだろう」と話した。しかし、「サッカーには突発的変数が多い」と言葉を慎んだ。エデン・アザール(チェルシー)やロメル・ルカク(エバートン)、ビンセント・コンパニー(マンチェスターシティ)、マルアン・フェライニ(マンチェスターユナイテッド)など、いわば「黄金世代」が陣取っているベルギーは、ワールドカップブラジル大会で、強力なダークホースといわれている。ベルギーには、欧州の地域予選を無敗(8勝2引き分け=A組トップ)で通った。

アルジェリアは、韓国が対戦する3チームの中で、戦力が最も弱いといわれているが、監督の自信だけは、誰にも負けていない。ハリルホジッチ監督は、アルジェリアメディアを通じて、「客観的に見れば、ベルギーやロシアのほう、我々より強い。しかし、弱いチームも強いチームに十分勝つことができる。私は勝つことに慣れている。自分でできることなど無いと思っていたなら、すでにサッカー界を離れたはずだ」と豪語した。

再契約問題を巡り、アルジェリアサッカー協会を神経戦を繰り広げていたハリルホジッチ監督は最近、選手ともトラブルを起こした。アルジェリアリーグで活躍している一部の選手のみ、別途招集し、トレーニングを行うと、厳しいトレーニングに不満を感じた一人の選手が、メディアを通じて監督を批判したのだ。しかし、ハリルホジッチ監督は、「我々は失うものなどない。勝てるはずだ」と依然、自信を示している。