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ハンガリーの路上生活者に「奇跡の小銭」

ハンガリーの路上生活者に「奇跡の小銭」

Posted February. 18, 2014 04:22,   

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ホームレスが全財産であるわずかな小銭を叩いて購入した宝くじが大当たりした。

主役は、ハンガリーの北西部、ジュールに住むLászló Andraschekさん(55・写真)。英紙ガーディアンは16日付(現時遅刻)、Andraschekさんが最近、ハンガリーのホームレスハウスの建設に大金を寄付し、宝くじに当たった話が公開されたと報じた。

同紙によると、Andraschekさんは昨年9月、ハンガリー史上最高額である6億3000万フォリント(約31億5000万ウォン)の宝くじ当選金を受け取った。この宝くじは、借金塗れになっていたAndraschekさんが、残り数枚の小銭を全部叩いて、汽車駅の店で買ったものだった。宝くじ店に寄ったときのAndraschekさんは、アルコール依存症の治療を受けに向かう途中だった。

Andraschekさんは当選金を受け取っては、すぐ借金を返し、自転車に乗って車販売店に行って車を買った。続いて3人の子供に、アパートを1軒ずつ買ってあげ、親戚たちの借金を返済してあげた。イタリア旅行の計画も立てていると話した。

Andraschekさんは、「当選金で慎重に投資しようと考えている。宝くじで成金になっては、お金をばら撒いていた当選者たちの道を歩みたくはない」と話した。その上で、「お金持ちになったが、人間が変わったわけではない。お金があるから大きなテレビぐらいは買うだろうが、だからと言ってそれを3台も買ったりはしない」と加えた。