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ケリー国務長官「中国と北朝鮮非核化を協議」

ケリー国務長官「中国と北朝鮮非核化を協議」

Posted February. 17, 2014 04:38,   

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朴槿恵(パク・クンヘ)政府の初の南北高官級会談が14日に合意に達しったことで南北間対話が勢いづき、北朝鮮の核協議が再開されるかどうか国内外の関心が集まっている。特に、中国が北朝鮮の非核化に対する独自の案を提示し、米国が受け入れるかどうか注目される。

ケリー米国務長官は14日、北京のあるホテルで開かれた記者会見で、「米中両国が北朝鮮の非核化促進に関する互いの案を提示した」とし、「事案の緊急性を考慮して、今後数日間、非常に真剣に対話を続ける」と述べた。また、「中国が提示した構想を帰国後、オバマ大統領に報告する」と述べた。中国のこの案は、最近韓半島を担当する中国外交部亜洲司と6者協議を担当する韓半島弁公室外交官らが訪朝した内容が含まれたと見える。中国がまず北朝鮮の意向を打診し、これを具体化させて米国に提示した可能性が大きい。

18日には日本の伊原純一6者協議首席代表が訪韓し、韓国側首席代表の趙太庸(チョ・テヨン)外交部韓半島平和交渉本部長と会う。韓日6者協議首席代表の会談は今年初めてであるうえ、両国関係が最近硬直化しているにもかかわらず行われるため、その意味は小さくないと評価される。この会談では、最近話題になっている北朝鮮と日本の第3国秘密接触に対する日本側の説明もあると見える。尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は13日、ケリー長官との共同記者会見で、「(韓国と)十分な事前協議なく日朝接触が行われるなら、6者協議当事国間の協力にあまり役立たないだろう」と日本に対して警告した。

政府は最近の南北の対話局面が北朝鮮の核議論に向けた6者協議の再開につながるという楽観論を警戒している。特に、北朝鮮は拘禁中である韓国系米国人ケネス・ペ氏を釈放しておらず、米国と深い話し合いが容易でない状態だ。北朝鮮がロバート・キング対北朝鮮人権特使の訪朝を2度も要請しながら訪朝直前に招待を取り消したため、米国の北朝鮮に対する不信は一層深まっている状況だ。政府当局者は、「核問題に対しても、米国は北朝鮮に『だまされてきた』という認識が強い」と伝えた。