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安哲秀新党、康奉均氏が近く全北知事選出馬宣言

安哲秀新党、康奉均氏が近く全北知事選出馬宣言

Posted February. 03, 2014 08:17,   

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元財政経済部長官の康奉均(カン・ボンギュン)氏が安哲秀(アン・チョルス)新党の候補として全羅北道(チョルラブクト)知事選に立候補する決意を固めた。康氏は2日、「(今月内に)基礎自治体選挙における政党候補公認問題が一段落すれば、安哲秀新党の立党日程に合わせて立候補宣言をする計画だ」と明らかにした。全羅北道(群山)で当選3回の康氏が安哲秀新党に合流すれば、全羅道地域で野党民主統合党(民主党)と安哲秀新党の競争が一段と激化する見通しだ。

無所属の安議員は、新党結成を宣言した直後の昨年11月から康氏を数回会って、全羅北道知事選への出馬を勧誘したという。安議員は、「全羅北道を最大の攻略地にしたい。全羅北道に新党の足場を設けたいので、力を貸してほしい」として説得したという。全羅北道と光州(クァンジュ)、全羅南道(チョルラナムド)の全羅道地域の3地区の中で、全羅北道が「安哲秀ブーム」が最も強く巻き起こっているのを注目している模様だ。

あるニュース週刊誌が最近、全羅北道の有権者500人を対象に政党支持率を調査して報じたところによると、安哲秀新党の候補は42.8%と民主党候補(31.8%)を10ポイント以上をリードした。安議員側の関係者は、「新党準備組織である新政治推進委員会の全羅北道組織は、月会費を納めている会員が2万人に上る」と話した。

全羅北道は過去にも「民主党公認、即当選」の常識がたびたび崩壊した例がある。全羅道で圧倒的な支持を集めていた金大中(キム・デジュン)政権下で行われた第15代総選挙(1996年)でも、全羅北道でセヌリ党の前身、新韓国党の候補(姜賢旭氏=群山)が当選した。2008年の総選挙では全羅北道地域の国会議員10人のうち2人が無所属で当選している。2010年の6・2地方選挙では、セヌリ党前身のハンナラ党の全羅北道知事候補に立候補した元農林水産食品部長官の鄭雲天(チョン・ウンチョン)氏が負けたものの、18.2%という侮れない得票力を見せた。

こうした過去の経験などから、全羅北道知事選の三つ巴構図は、勝負の予測を難しくするという見方が出ている。民主党では柳成葉(ユ・ソンヨプ)議員と宋河珍(ソン・ハジン)全州(チョンジュ)市長が民主党の候補選び選挙に名乗りを上げた。趙培淑(チョ・ベク)元議員も安哲秀新党所属で全羅北道知事選に立候補する用意を表明した。