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イエレン、ヒラリー、金正恩 「2014年を揺さぶる人物」

イエレン、ヒラリー、金正恩 「2014年を揺さぶる人物」

Posted January. 04, 2014 05:53,   

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今年、地球村で最大の影響力を行使する人物として、ジャネット・イエレン米連邦準備制度(FRB)次期議長が選ばれた。アジアで14年に注目すべき人物としては、韓国のフィギュア妖精の金姸兒(キム・ヨンア)や三星(サムスン)電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記などが選ばれた。

米ニュース週刊誌タイムズは最新号で、2月1日、初の女性FRB議長に就任するイエレンを、今年の「世界で最も大きな力を発揮する人物(The World’s Most Powerful Person)」に選んだ。

タイムズは、「イエレンは、雇用創出に集中するだろう」という副題の記事で、「わが時代の最大の経済や社会問題が失業であることに同意すれば、氏が今や最も影響力のある人物だということに、異を唱える人など誰もいないだろう」と明らかにした。経済に衝撃を与えず、異常な出口戦略を終わらせなければならないうえ、ウォール街改革まで引き出す「危機以降のFRB議長」としての役割を果たさなければならないと指摘した。

ウォールストリートジャーナル(WSJ)は2日付けで、「14年に注目すべきアジアの人物25人」を発表し、金姸兒は昨年の足の怪我にも関わらず、依然、2月7日の開幕するソチ冬季五輪のフィギュアスケートで最も有力な金メダル候補だと紹介した。さらに、三星電子の李在鎔副会長については、「今年も、彼に漸進的な経営権の引継ぎが行われるだろう。李副会長は、三星の強力な競争力を維持する課題をまかされることになるだろう」と伝えた。叔父の張成澤(チャン・ソンテク)を処刑した金正恩が、年明けの韓国の恒例の軍事演習にどう対応するかも関心事だと付け加えた。

同紙はこれとともに、世界で「2014年に注目すべき人物」として、最も強力な次期米大統領候補のヒラリー・クリントン前米国務長官など、23人を選んだ。米自動車メーカー・GMの初の女性最高経営者(CEO)のメアリー・バーラ、ミヤンマーの民主化運動の指導者・アウンサン・スーチーなど、女性リーダーらが多数含まれている。

そのほか、米共和党の次期大統領選挙候補と取りざたされているニュージャージー州のクリス・クリスティ州知事、トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領なども名を乗せている。スポーツ界では、今夏、フリーエージェント(FA)の資格を獲得した米プロバスケットボール(NBA)のスーパースター・レブロン・ジェームズがただ1人選ばれた。