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送迎車の安全、「セリミ法」国会通過 

Posted January. 01, 2014 03:16,   

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「新年を控え、天国のセリミにいいプレゼントを伝えることができました。しかし、これからが始まりです。すべての大人が『セリミ法』をちゃんと守って、子どもたちが安全な世の中になることを望みます」

昨年12月31日、国会本会議で、子どもの送迎車両の安全を強化する「道路交通法一部改正法案」が可決されたことを知ったセリミちゃんの父親、キム・ヨンチョルさん(41)はこのように話した。道路交通法改正案は、本会議に出席した国会議員237人のうち、賛成233、反対0、棄権4人で可決された。

セリミ法は昨年3月、忠清北道清州市興徳区山南洞(チュンチョンプクト・チョンジュシ・フンドクク・サンナムドン)で、自分が通う「子どもの家」の送迎車両にひかれて死亡したキム・セリミちゃん(当時3才)の事故を機に作られた。この法案の核心である「送迎車両の保護者同乗義務化」などは、東亜(トンア)日報の年中企画「エンジンを止めろ! 反則運転」が提案したものだ。

キムさんは、「セリミがあきれた事故で亡くなり、再びこのような悲しいことが起きてはならないという声が多かった。ネットでの署名運動や関連法改正案の発議などの努力で、法改正の実を結ぶことができた」と喜んだ。しかし、「いくら良い対策ができても、これを守らなければならない大人が関心を持たなかったり守らなければ意味がない。大人が反則運転をしない風土を作らなければならない」と強調した。