Go to contents

畜協が韓国牛の輸出を推進、00年の口蹄疫以来

畜協が韓国牛の輸出を推進、00年の口蹄疫以来

Posted September. 14, 2013 03:38,   

한국어

00年の口蹄疫発生以降、打ち切られていた韓国牛の海外向け輸出が再び推進され、注目が集まっている。

13日、農協中央会によると、江原(カンウォン)・横城(フェンソン)畜産協同組合(畜協)は今年7月末、中国北京や上海、香港の肉類輸入業者と接触し、横城産韓国牛の輸出の可能性について打診した。横城畜協の関係者は同日、東亜(トンア)日報の電話取材に対し、「現地で前向きな反応を手にした」とし、「10月の横城祭りにも、中国の輸入業者を招く計画だ」と明らかにした。

横城畜協は、来年5月、韓国が口蹄疫清浄国の立場を獲得できるだろうという見通しから、韓国牛の輸出を推進している。口蹄疫とは、牛や豚などの爪がふたつに分かれている偶蹄類から発生する家畜伝染病。わが国は00年、口蹄疫の発生で、主にアジア地域向けだった韓国牛の輸出中止を余儀なくされた。今回、輸出が成功すれば、00年以降初の輸出事例となる。

横城畜協は、韓国牛は日本産牛肉の和牛より、品質は劣らず、価格も割安なため、輸出市場で勝ち目があると期待している。現在、横城産韓国牛(1++等級基準)の価格は、1キロ当たり約12万ウォンであるが、香港で同じ等級の和牛は、1キロ当たり18〜20万ウォン台で売られている。

一方、農食品部の関係者は、「韓国が口蹄疫清浄国の地位を獲得しても、中国と韓国との牛肉輸出への衛生条件交渉を交わさなければならない問題が残っている」と明らかにした。