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相次ぐ平検事会議で首脳部退陣巡り激論

Posted November. 27, 2012 08:33,   

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現職検事の収賄やセックススキャンダル事件で検察が「史上最大の危機」を迎える中で、全国の一線地検で平検事会議を開催しようとする動きが相次いでいる。平検事会議は、副部長級以上の幹部を排除して平検事が懸案について自由に意見交換をする会議で、それほど検察が全体的に危機意識を感じているという裏返しだ。

26日、水原(スウォン)地検城南(ソンナム)支庁を皮切りに、水原地検やソウル北部地検が平検事会議を開いた。ソウル西部地検も28日、業務が終わった後、平検事会議を開くことにした。ソウル中央地検や大邱(テグ)地検なども平検事会議を開こうとする提案があるなど、全国13の一線地検で平検事会議が相次いで開催される見通しとなった。

検事はこの場で起訴や捜査機能の分散、最高検察庁中央捜査部の廃止など、検察改革策について意見を交わした。法務部や検察首脳部の退陣問題など、敏感な事案についても議論が進められた。検事らの意見は食い違いを見せている。「監察失敗、偏り捜査など信頼を失った首脳部が改革案を推進するのは不適切だ」という意見と「独自の改革案で中心を取って危機に対処すべき」という意見が対立している。

全国の一線地検で平検事会議が開かれるのは、昨年6月、検警捜査権調整議論以後1年5ヵ月ぶりのことだ。これまで全国的に平検事会議が開かれたのは全て3回だが、現職検事の汚職と関連して会議が開かれるのは今度が初めてだ。

韓相大(ハン・サンデ)検察総長も26日午後6時から、大邱、釜山(プサン)、蔚山(ウルサン)、光州(クァンジュ)、全州(チョンジュ)、済州(チェジュ)の6地検の地検長を呼んで自体的な検察改革案などについて話し合った。韓総長は、15日首都圏地検長会議を皮切りに22日高検長級会議を開き、29日またもう一回の地検長会議を開催する予定だ。韓総長はこの場で話し合われた内容を土台に検察改革案を作った後、近いうちに発表する計画だ。

一方、ソウル中央地裁は26日午後3時、自分が捜査していた被疑者と性的関係を結んだ容疑(収賄)で拘束令状が請求されたソウル東部地検のチョン某検事に対して令状実質検査を行った。「検事室では類似性行為だけをした」と主張していたチョン某検事は、この場で「検事室でも性的関係を結んだ」と認めながらも、「捜査と関連した代価性はなかった」と主張したという。



ceric@donga.com