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[社説]「コリアの力」を誇示し国民を感動させた五輪

[社説]「コリアの力」を誇示し国民を感動させた五輪

Posted August. 13, 2012 08:46,   

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韓国サッカーが日本に勝ち、オリンピックサッカー史上初の銅メダルを獲得した。国民的レベルの盛り上がりを見せた3、4位決定戦で、我が選手たちは、組織力や精神力で相手の圧倒し、土曜日の明け方まで眠らず、テレビを見守った多くの国民に、痛快な勝利をプレゼントした。今回の韓日戦は、両国サッカーの誇りや名誉の掛かった重要な試合だった。心理的負担を押し切り、痛快な勝利を挙げた我が選手らに熱い拍手を送る。

韓国代表チームの選手らは、「黄金時代」といわれている。体系的指導やトレーニングを受けて成長し、いち早く、海外に進出し、世界の舞台を経験している。洪明甫(ホン・ミョンボ)監督は数年先を見越す緻密な準備で、競技力を最大化した。今回の銅メダル獲得で、韓国サッカーは今後、無限な可能性を持っていることを自ら証明した。彼らの成功物語は韓国サッカーだけでなく、韓国の若者世代の貴重な資産になるだろう。

今日閉会したロンドン五輪で、韓国選手団は11日現在、13個の金メダルを獲得し、国別総合順位で5位についている。当初、打ち出していた金メダル10個、総合順位10位の目標を超過達成している。

彼らの栄光の背後には身を削る努力と創意的発想が陣取っていることを忘れてはならない。我が選手たちは、欧米選手らが羽振りを利かせていたフェンシング種目で、金メダル2個を獲得した。欧米選手ならではの長い腕に立ち向かうため、足さばきの速さや距離感覚を体得する訓練に集中したおかげだ。韓国体操史上初の金メダリストのヤン・ハクソン選手は、最高難度の新技術を作り出すことで、世界トップの座につくことができた。

世界4位に止まったが、重量挙げの張美蘭(チャン・ミラン)選手や女子バレーボール、女子ハンドボールチームの挑戦は美しかった。スポーツそのものを愛し、そのつど、決して引き下がらなかった彼らの善戦振りを目にしながら、国民は、「わが生涯最高の瞬間」を一緒に分かち合った。韓国が排出したテコンドー種目は、ロンドン五輪では、試合方式を見直し、観衆たちの興味を引き出すことに成功した。韓国テコンドーが獲得した金メダルは1個に止まったが、オリンピック種目として、今後の展望を明らかにしている。

今回のオリンピックの成果は、各界が力を合わせ、国力を最大化する象徴的モデルだった。文化体育観光部がロンドン現地で、五輪史上初の訓練キャンプを設置して、競技力向上を図り、大手企業各社は各種目を引き受け、選手たちに対し物心両面で後援して来たことで、韓国選手団のよい成績に大きく貢献した。ロンドン五輪を通じて、我々は世界に向かうコリアの力を再び誇示している。