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軍事威嚇は本気? 北朝鮮「延坪砲撃水準の予想は誤算」

軍事威嚇は本気? 北朝鮮「延坪砲撃水準の予想は誤算」

Posted April. 27, 2012 07:43,   

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北朝鮮は26日にも、対南工作・宣伝組織を動員して韓国政府や報道機関に対する威嚇を続けた。宣伝用ウェブサイト「わが民族同士」は同日、「まだ我々の報復意志が分からないのか」というタイトルで、「我々の最高司令部特別作戦行動小組の通告に対して、かいらい輩党は心理戦だとか局面転換用だとか妄言を吐いている」とし、「我々の革命武力は絶対に口先だけに終わらない。延坪島(ヨンピョンド)砲撃と同じ水準にとどまると考えるなら誤算だ」と主張した。

同サイトは、祖国平和統一委員会(祖平統)や民族和解協議会(民和協)、祖国統一民主主義戦線(祖国戦線)など対南組織関係者の投稿文を掲載し、軍事的警告を続けた。祖平統所属関係者は、「失われた10年を取り戻すと発展させた北南関係を破綻させた張本人が『統一の壷』云々し、統一に関心でもあるかのように恩着せがましくするのは片腹痛い」と主張した。民和協の関係者は、「ネズミの群れが恐ろしい雷に一言も声を出せず、即死するみすぼらしい姿は、考えただけでも痛快この上ない。もはや後悔しても手遅れだ」と話した。このほかに朝鮮人民軍所属の軍官や企業所労働者の寄稿文も掲載された。

北朝鮮は、報復の対象報道機関に指定した東亜(トンア)日報とKBS、MBC、YTNのほかに、朝鮮(チョソン)日報も追加した。朝鮮中央通信は論評で、「24日、売文紙の朝鮮日報とNK知識人連帯も、我々の地方の行事会場で騒ぎが起きたと悪談を並べ立てた」とし、「悪談と謀略報道が特別作戦行動小組の通告発表後にも続いていることから、まだ分かっていないことは明らかだ」と主張した。

脱北者団体のNK知識人連帯は、故金日成(キム・イルソン)主席生誕100周年の15日、咸鏡北道清津市(ハムギョンプクト・チョンジンシ)で、集団体操中に騒動が起き、6人が死亡、数十人が負傷したと伝え、朝鮮日報はこれを引用して報じた。朝鮮中央通信は、「我々の最高尊厳に触れる者にはわずかの慈悲もない」とし、「この世に生まれたことを後悔することになるだろう」と警告した。



shcho@donga.com