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芸能人らが脱北者送還反対のコンサート

Posted March. 06, 2012 09:31,   

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「北朝鮮への送還は『死』の別の言葉だ。あってはならないことが起こっている」(李忠煕KBSバスケットボール解説委員)

「脱北者が北朝鮮に送還される危機にさらされている。理念や大層なことではなく、人の命がかかった問題だ」(コメディアンのイ・ソンミ氏)

芸能人の会「クライ・ウィズ・アス(Cry with us)」が主催したコンサートに参加した芸能人50人は、脱北者の送還反対で一致した。「政治的なことでも理念的なことでもなく、人権の次元で涙で訴えた」(タレント、チェ・ラン氏)。「ともに泣いてこそ力が大きくなる」(歌手のパク・ジホン氏)

タレントのソン・ジェホ氏は、「故郷が平壌(ピョンヤン)なので、脱北者のことを考えると心が痛い」と話した。コメディアンのイム・ウイル氏は先輩コメディアンに促され、男性デュエット歌手の「ジギードッグ」は所属会社の代表の薦めで参加した。しかし、彼らは同胞を救うことに理由はないと強調した。

グループ「ソバンチャ」の元メンバー、キム・テヒョン氏は、「同胞として私たちが当然助けなければならない命だ」と述べた。夫で作曲家のチュ・ヨンフン氏とともに脱北青少年への支援を続けてきた女優のイ・ユンミ氏も、「同じ言語を使い、同じ顔立ちで、最も近い血縁に、あまりにも無関心だった。彼らのことを考える心が集まれば、苦しみを減らすことができる」と参加を呼びかけた。チュ氏は、この会の名前であり、車仁杓(チャ・インピョ)氏が主演した脱北問題映画「クロッシング」の主題歌「クライ・ウィズ・アス」を作曲した。

彼らは、大衆に広く知られている自分たちが送還反対運動に参加することが効果的だという考えも明らかにした。

「脱北者は身元を公開することができないため、活動が制限的だ。大衆に人気のある芸能人が出て、問題の深刻性を代わりに伝えたかった」(ガールグループのジュエリー)

「芸能人が立ち上がれば、一般の人々も多く参加するようになるだろう」(アーティストのナンシー・レン)

コメディアンのキム・ヨンヒ氏は「より多くのコメディアンと参加する」、歌手のナオミ氏は、「脱北者のために歌う」、タレントの李梅梨(イ・メリ)氏は、「送還反対運動が世界的に広がり、影響力を発揮する」という覚悟と計画を語った。

このほかに、カン・ギョンホン、具俊曄(ク・ジュンヨプ)、クォン・ジェグァン、キム・ボムス、キム・ソン、キム・ヨンヒ、ノ・ヒョンヒ、パク・ミソン、パク・サンミン、パク・ワンギュ、バーバルジント、ビョル、ソン・ウンイ、シム・テユン、アン・ソンヨン、尹福嬉(ユン・ボクヒ)、イ・ハヌィ、チャン・ヘジン、チャン・ヒウン、チョン・イクリョン、チョ・ヒャンギ、陳美玲(チン・ミリョン)、崔正元(チェ・ジョンウォン)、チェ・フィリップ、ハン・クル、ファン・ボ、ファン・ソンヒ氏や、イ・ムソン、ノ・サヨン、姜元來(カン・ウォンレ)、キムソン氏ら夫婦もコンサートに参加した。



havefun@donga.com