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脱北者送還阻止でハンストの朴映宣議員、失神して病院に搬送

脱北者送還阻止でハンストの朴映宣議員、失神して病院に搬送

Posted March. 03, 2012 06:42,   

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中国政府の脱北者強制送還に反対してハンガーストライキを続けてきた自由先進党の朴映宣(パク・ヨンソン)議員が、ハンスト11日目の2日午後、気を失って病院に運ばれた。

先月21日にハンストを始めた朴議員は、同日午後2時、ソウル鍾路区孝子洞(チョンログ・ヒョザドン)の駐韓中国大使館前で行われた「中国政府の脱北者北送反対のための文化祭」に参加したところ、気を失って倒れた。

当日、発言の演壇に上がった朴議員は元気のない声で、「昨晩、中国とラオスの国境地帯で脱北者4人がまた捕まった。生後20日の赤ちゃんまでいる。北朝鮮への送還を阻止しなければならない」と訴えた後壇上を下りてきた。その後、簡易椅子に身を寄せたまま、やっとの思いで脱北者代表の発言を聞く途中、いきなり倒れた。

周辺の助けで大使館の反対側にあるハンストテントに移動したが、午後2時20分ごろ、意識を失って119救急隊によって鍾路区蓮建洞(ヨンゴンドン)のソウル大学病院に運ばれた。朴議員の側近は、「朴議員が同日午前から体力が急激に落ちた。普段は午前7時に起きて新聞を読んで、訪問者と顔を合わせたが、きょうはずっと横になっていた」と伝えた。

病院によると、朴議員は生命が危篤な状況ではなく、意識を回復して、現在、お水だけを少し飲んでいるという。朴議員と共に9日間同じ場所でハンストをしてきた脱北者出身のイ・エラン京仁(キョンイン)女子大学教授は、「朴議員の代わりに私がハンストを続ける。韓国では『千聖山(チョンソンサン)サンショウウオ』のためにもロウソク集会をするのに、脱北者がサンショウウオよりも価値のない存在なのか」と言って涙を流した。



will71@donga.com jhk85@donga.com