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イランに5年3ヵ月ぶり勝利、準決勝進出 アジア杯

イランに5年3ヵ月ぶり勝利、準決勝進出 アジア杯

Posted January. 24, 2011 02:58,   

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韓国が難敵イランを下してベスト4入りを果たした。

韓国は23日午前1時25分、カタール・ドーハのカタールスポーツクラブスタジアムで行われたアジアカップ、イランとの8強戦で延長前半15分に決められたユン・ビッガラム(慶南)の決勝ゴールを最後までキープして1対0の勝利を収めた。これで韓国は前日、8強戦で開催国のカタールに3対2と逆転勝ちした日本と25日午後10時25分、アルガラファスタジアムで決勝進出を争うことになった。

5大会連続8強戦で顔を合わせたため、アフシン・ゴトビイラン監督の表現通り「クラシックなイベント」に位置づけられた韓国とイランの対決は激烈でなかなか勝負がつかなかった。後半中盤までは韓国の一方的な試合だった。前半を約10分ぐらい過ぎたところから速くて有機的なパッシング・プレーが蘇った韓国は、主導権を握ってから側面と中央を分かたず、様々な攻撃ルーツで休まず相手を攻め込んだ。

しかし、決定的なゴールが出ないまま、後半終盤へ行くほど雰囲気が相手の方に傾き始めた。代表チームの趙広来(チョ・グァンレ)監督は後半36分、ユン・ビッガラムを体力の落ちた具滋哲(ク・ジャチョル)の代わりに投入して中央での主導権を取り戻した。0対0と勝負がつかないまま延長まで持ち込まれた試合は結局、ユン・ビッガラムが延長前半15分決めた会心の左足のシュートで勝負がついた。ユン・ビッガラムはペナルティーエリアの右側から内側へボールを持ってき後、奇襲的に左足のシュートを放ち、このシュートがゴールポストの左側を通過した。以後、韓国はイランの最後の総攻勢を体を張って阻止し、勝利を守り抜いた。

韓国は05年10月12日以後、5年3ヵ月ぶりにイラン戦の勝利を味わい、歴代戦績でも9勝7分け9敗でバランスを保った。4強戦は韓国と日本、豪州とウズベキスタンの対決に圧縮された。中東諸国は8強戦でイラン、イラク、カタール、ヨルダンがいずれも敗退した。



kimsk@donga.com