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「最後の砦」全羅道で口蹄疫発生時は、全国的なワクチン接種も

「最後の砦」全羅道で口蹄疫発生時は、全国的なワクチン接種も

Posted January. 12, 2011 02:59,   

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11日、全羅南道羅州(チョルラナムド・ナジュ)や靈巖(ヨンアム)のアヒル農場6ヵ所から相次いで、高病原性鳥インフルエンザ(AI)が発生した。口蹄疫の発生の勢いがやや収まりつつある中、防疫当局は「最後の砦」である全羅道地域で口蹄疫が発生した場合、全国的なワクチン接種など、追加対策を検討することを決めた。

農林水産食品部(農食品部)は、全羅南道羅州東谷里(ドンゴクリ)や城山里(ソンサンリ)、光利里(クァンイリ)や靈巖郡九鶴里(クハクリ)、月地里(ウォルジリ)、元項里(ウォンハンリ)のアヒル農場からのAI疑い例の申告に対し、精密検査を行った結果、高病原性AIと判明されたと明らかにした。全羅南道順川市(スンチョンシ)からも疑いの申告が寄せられている。

全羅南道地域はAI発生農場が13ヵ所に達し、殺処分規模も計80万羽を超えている。防疫当局は、「すでに全羅南道に、広範囲に渡って広がっているAIウイルスが、他の地域へと拡大するのを食い止めるために、全力を傾けている」と話した。

口蹄疫は同日も、江原道華川(カンウォンド・ファチョン)や銫城郡(フェンソン)、慶尙北道奉化(キョンサンブクド・ポンファ)で発生した。一時、1日に10件以上も発生した口蹄疫は、先週末を境に、発生件数が3、4件へと減る傾向を見せている。ただ、飼育規模の大きい豚農場からは引き続き発生しており、11日現在、口蹄疫による殺処分規模は計140万頭を超えている。

農食品部の関係者は、「口蹄疫が忠清(チュンチョン)地域で急速に広がるかどうか見守っている」と言い、「忠清で大規模な拡大を見せれば、まだ、口蹄疫が発生していない全羅道地域まで南下しかねないからだ」と語った。同関係者は、「今週末や来週明けの口蹄疫の拡大傾向が重要だ」と言い、「拡大状況を見守った後、全国的なワクチン接種などの追加対策を検討する計画だ」と付け加えた。



alwaysj@donga.com