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金妍兒「願望すべて達成、今後は多様な演技披露したい」

金妍兒「願望すべて達成、今後は多様な演技披露したい」

Posted September. 09, 2010 03:14,   

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8日、米ロサンゼルス近くのバーバンクのピックウィックアイスセンターで開かれた金妍兒(キム・ヨナ、20)とミシェル・クワン(30=米国)の記者会見は、10月3、4日、ステイプルスセンターで行われるアイスショー「2010オールザットスケートLA」をPRする場だった。金妍兒とミシェル・クワンはリングで20分ぐらい、音楽に合わせてスケートを滑った。以後、普段着服に着替えた2人はフラッシュが浴びせられる中、仲良くポーズを取りながら会見場に入場した。

同日の会見場には米国のメジャー放送局のABC、CBS、NBSをはじめ、多数の中国系放送、日本の放送局など、100人あまりの記者が詰め掛け、五輪金メダリストの金妍兒と「フィギュアの伝説」ミシェル・クワンの人気を実感させた。女性として初めて05年、アイスホッケー名誉の殿堂入りを果たしたロサンゼルスタイムズのヘレン・エリアット記者も現れ、金妍兒に最初の質問をした。金妍兒は、「望んでいたことを全部成し遂げたので、これからはもっと気楽に負担なく多様な演技を披露したい」と話した。

しかし、同日の記者会見は中身が抜けたまま進められた。主催側がアイスショー関連の質問だけをするように予め通報したからだ。実際のところ、アイスショーよりは先月国中を騒がせたブライアン・オーサー・コーチと金妍兒の円満でない決別の過程が同日の関心事だった。その出来事以来、金妍兒は初めて公開席上に現れた。しかし、聞きたいことを聞かないようにと言われたからには、口をつぐむしかない。

記者会見が終わった後、クワンはそれぞれの放送局と個別のインタビューをした。米国では共同会見の後は個別のインタビューが一般に行われる。視聴者と読者のための配慮だ。しかし、金妍兒は先約を理由に警護員と女性マネージャーの保護を受けながら会見場を去った。韓国記者らはもしかしたらという気持ちで車のところまで追いかけたが、収穫はなかった。

2010オールザットスケートLAは金妍兒が主演だ。広告用カードにも金妍兒の紹介と写真が先に出る。金妍兒の母親のパク・ミヒ氏が新しく立ち上げたマネージメント会社のオールザットスポーツが外国で披露する初作品だ。国内ではSBSを通じて中継放送され、米国では地上波のNBCが1週間後に放映することになっている。

一方、コーチなしに練習してきた金妍兒のライバルの浅田真央(20、日本)は同日、ベテランコーチの佐藤信夫氏(68)を新しい師匠に迎えた。



moonsytexas@hotmail.com