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スイート・ホーム住宅、9月に4万4000戸供給

スイート・ホーム住宅、9月に4万4000戸供給

Posted May. 12, 2009 03:18,   

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今年9月、ソウル近郊の「ポグムジャリ(スイート・ホーム)住宅」のモデル地区4ヵ所で、面積85平方メートル以下の中小型の公共マンション2万1000戸と、賃貸マンションや都市型住宅2万3000戸など、スイート・ホーム住宅4万4000戸が供給される。また、来年はモデル地区4ヵ所で、面積85メートル超過の中大型民間マンション1万6000戸が分譲される。

国土海洋部(国土部)は、庶民の安定した住居提供を目指したスイート・ホーム住宅のモデル地区として、ソウル江南区細谷洞(カンナムグ・セゴクドン)や瑞草区牛眠洞(ソチョグ・ウミョンドン)、京畿道高陽市鄹陽区元興洞(キョンギド・コヤンシ・トクヤング・ウォンフンドン)、河南市錧沙洞(ハナムシ・ミサドン)周辺の4ヵ所を指定し、計6万戸の住宅を建設することを11日明らかにした。政府は、ビニール・ハウスなどが85%を占め、事実上「ビニール・ベルト」の状態で放置されている周辺の開発制限区域(グリーン・ベルト)を、8月末まで解除することを決めた。

ソウル江北(カンブク)地区の都心から12〜18キロの距離にある同モデル地区は、盆唐(プンダン)や一山(イルサン)新都市より近い上、道路や上下水道などのインフラもよく整備されており、需要者の関心が高いと見込んでいる。

政府は、容積率を引き上げるなどの方法で、中小型公共マンションの分譲価格を、周辺マンションの相場より15%以上安く策定することにした。

スイート・ホーム住宅は、事前予約で入居者を募集する。従来の「住宅入居申し込み貯蓄」に加入している無住宅世帯主が、希望する住宅面積や立地条件、分譲価格や入居予定日などを決め、大韓住宅公社のホームページから、第1〜3希望まで申し込むと、無住宅の期間など、現行の住宅申し込み貯蓄の入居者選定基準に基づき、「予約入居者」を選ぶ。

予約入居者となった場合、一般マンションへの入居申請はできるが、ほかのスイート・ホーム住宅への事前予約はできない。最近、銀行で販売を開始した「住宅入居申し込み綜合貯蓄」への加入者は、優先資格を得られる2年後に、スイート・ホーム住宅への申し込みができる。

一方、国土部は、9月に供給する4万4000戸を含め、今年、全国で計13万戸のスイート・ホーム住宅を供給する。また、今年から18年にかけ、計150万戸のスイート・ホーム住宅を建設する計画だ。



jefflee@donga.com