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金融危機の煽りで中朝辺境貿易が急減 中国系香港紙報道

金融危機の煽りで中朝辺境貿易が急減 中国系香港紙報道

Posted November. 19, 2008 03:00,   

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グローバル金融危機のあおりを受け、最近、北朝鮮と中国の辺境貿易が大幅に減少していると、中国系の香港紙「大公報」が18日付けで報じた。特に、国家間貿易統計には含まれない両国の辺境地域の住民による辺民互市(中国政府が辺境の住民のために設置した市場)貿易は事実上、取引がほとんど行われていないという。

同紙は、「この20日間、鴨緑江(アプロクガン)下流の丹東から豆満江(トゥマンガン)下流まで1334キロを確認した結果、このような事が浮き彫りになった」と伝えた。

最も深刻な打撃を受けたのは、鉱物資源貿易だ。今年3、4月までも1キロ当たりそれぞれ60人民元(約1万2000ウォン)、100人民元(約2万ウォン)で取引された黄銅と紫銅は最近、値段がそれぞれ12人民元、24人民元まで下落した。6ヵ月で70〜80%も急落したわけだ。

今年初め、3〜4人民元だった鉄鉱石の価格も最近は1.2人民元で70%近く下落した。

同紙によると、このように輸出資源の価格が急落したため、北朝鮮・恵山の銅鉱山は最近輸出を中断したという。

北朝鮮が中国を通じて韓国に輸出する品物も大幅に減った。ウォン安の影響で韓国の輸入が減少したことで、主に南北の間で仲介貿易を行ってきた吉林省琿春市は、この7ヵ月間で貿易額が昨年の同期より36.9%が減った。

龍井のある辺境貿易商人は、「先月からグローバル金融危機の波が辺境貿易まで急ピッチで引き寄せている。北朝鮮からものを持ってくるのも難しいが、中国のものを買いに出てくる北朝鮮貿易商はもっと見かけにくい」と話した。



orionha@donga.com