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中国で生産したゲームマネー、韓国で現金化し不正流出

中国で生産したゲームマネー、韓国で現金化し不正流出

Posted October. 22, 2008 03:01,   

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中国で不法に生産されたオンライン・ゲームマネーを韓国内に流通させて現金化した後、中国へと不正に持ち出したグループが警察に逮捕された。

ソウル警察庁・外事課は21日、「昨年5月から先月にかけて、中国でゲームマネーを購入して韓国内のゲームアイテムの仲介サイトで現金化した後、ファンチギ(二つの国にそれぞれ口座を開設した後、一つの国の口座に金を預け入れて、他方の国に開設した口座から金を引き出す不法的な為替取引)などの手法で、約3800万ドル(約420億ウォン)を中国へと不正に流出した容疑(外国為替取引法違反など)でチョン某(37)容疑者など2人を拘束した」と明らかにした。

警察はまた、チョン容疑者などに他人名義の通帳を貸したユク某(29)容疑者など11人を在宅起訴した。

警察によれば、チョン容疑者たちは中国で安価な労働力を利用して不法的に生産したゲームマネーと悪性プログラムの駆動などを通じて、非正常的に手にしたゲームマネーを売って現金化したという。警察では彼らがゲームマネー取引金額の3〜5%ほどを受け取ったものと見ている。

警察の調査結果、チョン容疑者らはファンチギのための他人名義の通帳を用意し、香港にはダミー会社を作り、物品の代金を支払うかのように装って、金を不正に持ち出した。

警察の関係者は、「彼らは仮想の私設網(VPN)を通じて国内のインターネットカフェのインターネットアドレス(IP)の提供を受け、中国のIPを国内のインターネットカフェにアクセスしているように見せかける『IP洗浄』方式で、捜査の目を避けようとした」と話した。



turtle@donga.com