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まだまだ止まらない秋信守の挑戦

Posted September. 08, 2008 08:27,   

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「チューチュー(choo choo)」。米国で機関車はこのように走る。

「チューチュートレーン」秋信守(チュ・シンス、26=クリーブランド)が走っている。行ったり止まったりしていた前とは違う。

秋信守は7日、カンザスシティとの遠征試合で右翼手兼5番打者に先発出場し、3塁打を含め3打数2安打1得点と活躍した。クリーブランドは1—3で負けたが、秋信守は3試合連続マルチーヒット(1試合2安打以上)を記録し、先発出場した10試合で連続安打をマークしている。連続出塁は26試合連続行進を続けている。打率は2割9分6厘で3割台を目の当たりにしている。

シーズン序盤、ヒジの手術に次ぐリハビリで試合に出られなくて規定の打席は満たせなかったものの、秋信守の最近の上昇ムードは注目に値する。前日までオールスター戦以後、打率3割2分8厘でチームトップである。ホームランは6本(3位)、打点は27(4位)を記録した。

00年米国へ渡った秋信守がビックリーグに登場したのは、05年シアトルのユニホームを着てからだった。初年10試合に出場したが、18打数1安打で打率5分6厘に止まった。同じポジションに鈴木イチローが構えているシアトルは、秋信守に機会を与えなかった。

06年シーズン序盤、クリーブランドに移籍し打率2割9分5厘を記録するなど、「びっくり活躍」を見せたが、昨年、チームがベテラン中心にラインアップを練り直したことを機に、彼は再びマイナーリーグを行き来する羽目になった。盛り上がっていたバッターはたっだ6試合に出場してから再び冷めた。昨年まで秋信守が3シーズン間、ビックリーグに出たのは65試合が全てだった。

今季だけで75試合(247打席)に出場した秋信守は、9ホームラン、45打点を記録した。後1点だけ追加すると、04年、崔熙燮(チェ・ヒソプ、KIA)がLAドジャーズとフロリダで立てた韓国人打者最多打点と並ぶ。崔熙燮は当時、126試合(343打席)に出場し、ホームランは15本を放った。

6月にリーグに合流した秋信守は、8月だけに3割1分7厘に5ホームラン、17打点をマークし、9月まで勢いを持続している。秋信守が、「万年有望株」のラッテルをはがし、看板打者に成長できるだろうか。今のように走れば実現しそうだ。



why@donga.com