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小学校2年生から「ネチケット」教育

Posted August. 02, 2008 09:31,   

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来年から、小学校で使われる道徳(正しい生活)教科書に、インターネット倫理を扱った内容が大幅増える。

今までは、小学校4年生未満の教科書にはインターネット倫理内容が全く含まれないなど、関連教育があまり充実していなかったが、これからは、小学校低学年の時から、正しいインターネット利用に対する教育が強化される見通しだ。

1日、教育科学技術部と「07年教育課程」研究チームなどによれば、来年から全国の小学校で使われる2年生の「正しい生活」教科書には、ネチケットに関する内容を盛り込んだ「私の友、コンピューター」単元が新設された。小学校低学年の道徳教科書にインターネット倫理が含まれるのは今回が初めてだ。

教科書と補助教材の「生活のガイドライン」を合わせて計22ページ分量となる「私の友、コンピューター」は、インターネット過多使用や中毒の予防、インターネットでの言語順化などの内容を盛り込んでいる。

2010年から使われる4年生の道徳教科書と2011年から使われる5年生の教科書にも、「ネチケット」、「ゲーム中毒の予防」と言う題目でそれぞれ20ページあまりにわたって、インターネットの正しい利用を教える単元が新設される。

来年から導入される「07教育課程」教科書は、来年1、2年生、10年3、4年生、11年5、6年生などと、順次に教育現場に適用する予定だ。

これをうけ、現行の小学校1〜6年生の道徳(正しい生活)教科書では計7ページに過ぎなかったインターネット利用教育内容が、新しい教科書が導入される11年には、計3単元・約62ページに増えるとみられる。

特に、現在、執筆段階にある4、5年生教科書の研究チームおよび審議チームの間では、米国産牛肉の輸入再開決定後に起った長期不法暴力デモの過程でインターネットの逆機能が浮上したことから、より踏み込んだインターネット倫理教育が含まれるべきだという声が出ている。

審議チームの金ジョンヒョ梨花(イファ)女子大学初等教育科教授は、「最近のろうそくデモなどで見られるように、インターネットの影響力があまりにも強いため、これからは、ネチケットだけでなく、インターネット情報の価値判断教育も強化しなければならないという提案をした。審議チームと研究チームの間で多くの共感を得ている」と伝えた。



jhk85@donga.com nex@donga.com