「第一ボタンをきちんとするのが肝要だ」
金卿文（キム・キョンムン）韓国野球代表チーム監督は７日、北京五輪野球２次予選の大陸別プレーオフである対南ア共和国第一戦を、豪州（８日）とメキシコ（９日）戦の前哨戦だと思っていると語った。韓国は南ア共和国との対戦成績で３戦全勝を更新中であるため、最初の試合で攻撃と守備の実戦感覚を整える計画だった。
金監督はまた、先発投手の金善宇（キム・ソンウ、斗山）を中継ぎとして使うつもりだとも言った。金善宇はスペイン戦（１０日）、孫敏漢（ソン・ミンハン）はドイツ戦（１２日）に先発登板する予定だが、チーム勝利のため全試合ベンチ入りするということだった。
韓国は同日、台湾台中インターコンチネンタル野球場で行われた第一戦で、孫敏漢と金善宇が南ア共和国の打線を封じ、５−０で勝利を得た。孫敏漢は６イニングで奪三振７、被安打１の無失点、金善宇も２イニング無安打無失点。
韓国「Ｌ−Ｋ−Ｌ（李承鎏−金東柱−李大浩の名字のイニシャル）砲」も打撃感覚を整えた。
李承鎏（イ・スンヨプ）は１回１死３塁で、南ア共和国の先発投手ロバート・ボシュレンの５球目を打ち、右中間二塁打で１打点。しかし、４番の金東柱（キム・ドンジュ）と５番の李大浩（イ・デホ）が三振で退き、追加得点には失敗した。
金東柱は３回１死１塁から右中間二塁打を放ち、１塁走者の高永民（コ・ヨンミン）をホームインさせた。李大浩も中越二塁打を放ち、打点をあげた。金東柱は３−０とリードしていた８回、先頭打者で左中間二塁打を放った後、李宅根（イ・テクグン）のタイムリーヒットでホームを踏んだ。韓国は９回にも、李晋暎（イ・ジンヨン）の二塁打など３安打で１得点し、勝負を決めた。
同日、カナダはメキシコと両チーム１８安打を放つ乱戦のあげく、１５−１０で勝った。
韓国は８日午後７時３０分、同球場で強敵豪州と第二戦を行う。
beetlez@donga.com
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