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中国常住の韓国人100万人時代が目前に

中国常住の韓国人100万人時代が目前に

Posted August. 11, 2007 07:09,   

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韓国と中国が国交正常化して24日で15周年を迎える。1992年に国交を正常化して以来、中国に定着し始めた韓国人の数は5年後の1997年に10万人を突破し、2000年に20万人を超え、2004年からは毎年10万人ずつ増加し、今年で70万人へと急増した。

1999年に発足した在中国韓国人会は、来年の北京オリンピックをきっかけに中国に常在する韓国人が急激に増え、来年末には「在中国韓国人100万人時代」が渡来するものとみている。

在中国韓国人会のキム・ヒチョル会長は「中国には現在205万人の朝鮮族を含めて275万人の韓民族が住んでいる」とし「来年末には700万人の在外同胞のうち、300万人が中国で生活する時代が開かれるだろう」と予想した。

中国内の韓国人の数は大都市を中心に増加している。

北京の東北に位置した望京新城。韓国人だけで7万人が集まって住んでいる中国最大の韓国人密集地域だ。中心街の「全州(チョンジュ)館」前の通りの看板だけみれば、いったい韓国か中国か区別がつかない。

「全州館、イ・ヨンイ・ヘアモード、朝鮮(チョソン)王朝カルビ、クァンミョン水産、オデガム、ハンチョン・ソルロンタン、ヒョンウ航空、東遠(トンウォン)まぐろ」等々だ。

広順北大街と宏昌路、湖光中街という道路表示板を見て、やっと「中国だなあ」と感じるほどだ。

北京市政府が1992年から市民のために建設した30万世帯規模のマンションの密集地域である望京新城に韓国人が集中し始めたのは、韓国が通貨危機により国際通貨基金(IMF)の緊急支援を受けた直後の1998年からだ。賃貸料の高い市内中心の外国人住居専用地域から脱して外郭に出た。

北京市内の韓人村はここだけではない。北京大学周辺の五道口と山東省・青島市の城陽区、天津の梅江、上海の古北と竜柏、遠景路など至るところに韓人村が入っている。1000年あまり前の「新羅(シルラ)バン」が復活しているわけだ。



orionha@donga.com