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金正日、集団指導体制を準備中? 連合ニュースが報道

金正日、集団指導体制を準備中? 連合ニュースが報道

Posted February. 26, 2007 07:23,   

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北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継構想と関連して連合ニュースは25日、金総書記が父子権力世襲を3代目まで続けるのは不可能だという判断の下で、既に集団指導体制に向けた準備を進めていると、北京の外交筋の話として報道した。

連合ニュースは、「金総書記はかつて長男の金正男(キム・ジョンナム)を後継者にしていたが、状況が悪化したため、数年前から心を変えて、集団指導体制の導入を準備している」と伝えた。

3代目の権力世襲は名分もなければ、北朝鮮の権力構造の内部からも反対意見が提起された上、破綻寸前に追い込まれている経済の再建に失敗すれば、3代目全員が非難されかねないという恐れのためだという。

しかし、依然として後継構想の方向については観測が食い違っている状態だ。北朝鮮に詳しいほかの外交筋は、「そのような話は金日成(キム・イルソン)主席が満62歳の時、金総書記を後継者に公式推挙した事実と、金総書記が今年65歳だという点が重なって、一般的に出ている観測だ」として、「現在、北朝鮮で金総書記の後継構想が話し合われているといういかなる兆候も現れていない」と伝えた。

同筋はまた、「現在、金総書記が後継構想を話し合うほど権力が安定していない」とし、「経済が安定していない状況で、後継構想についての話し合いを進めれば、直ちに『レイムダック』に陥る可能性が高い」と述べた。



orionha@donga.com