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スパイ組織「一心会」、下部組織の結成推進した

スパイ組織「一心会」、下部組織の結成推進した

Posted December. 09, 2006 07:58,   

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386世代の元学生運動家が巻き込んだスパイ組職「一心会」の組織員らが4個以上の別途の下部組職の構築を進めていたことが、国家情報院(国情院)と検察の捜査で明らかになった。

国情院と検察は、一心会の総責任者であるチャン・ミンホ氏(米国名=マイケルル・チャン、44)に取り込まれた李ジョンフン(43)、李ジンガン(43)の両氏がそれぞれ「先軍政治同志会」「8・25同志会」「白頭(ペクトゥ)会」という名前の独自の下部組職を構築しようとした手がかりをつかんで捜査を進めていることを、8日明らかにした。

特に、ソウルを戦略的な要衝地と見て、民主労働党のソウル市代議員を勤めた李ジョンフン氏を通じてソウル地域に主要圏域別の下部組職の結成を推進したという。

国情院から先月に事件を渡され捜査しているソウル中央地検・公安1部(宋讚鎏部長)は同日、一心会事件の捜査結果を発表し、チャン氏ら容疑者5人をスパイの疑い(国家保安法第4条1項2号)などを適用して拘束起訴した。

ソウル中央地検の安昌浩(アン・チャンホ)2次長は「(組職を構成して活動したレベルを意味するのなら)スパイ集団と見ることができそうだ」と話した。

検察は、彼らが北朝鮮の指令を受け、ある市民団体の人事を下部組織員に取り込んだ後、平沢(ピョンテク)米軍基地への移転、韓米自由貿易協定(FTA)交渉、議政府(ウィジョンブ)女子中学生死亡事件などを利用し、反米活動に直接・間接的に介入したと説明した。



woogija@donga.com will71@donga.com