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民主労総、「今日から全面スト」

Posted November. 22, 2006 06:56,   

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全国民主労働組合総連盟(民主労総)は21日午前、ソウルの韓国プレスセンターで、国内外のマスコミ関係者を招いて記者会見を開き、22日から無期限の全面ストに突入すると発表した。

民主労総は22日、8時間の全面ストに突入し、23〜28日、毎日4時間ずつの部分ストを、29日と来月6日には再び全面ストに突入する予定だ。

民主労総は来月4〜8日、米モンテナ州で開かれる韓米自由貿易協定(FTA)の第5回交渉に遠征闘争団を送ることを決めた。

民主労総の趙俊虎(チョ・ジュンホ)委員長は、「政府と各政党に我々の4大要求案への答弁を促したものの、いかなる措置もなく、全面ストに突入することになった」とし、「起亜(キア)自動車労組など30万人ほどがストに参加する」と述べた。

民主労総は、△労使関係の法律や制度の先進化政策(ロードマップ)反対、△韓米FTA交渉反対、△非正規職の権利保障、△労災保険法の全面改正などを求めている。

趙委員長は、「正常な交渉が行われない時の最後の手段は闘争しかない」とし、「韓国労総は全面ストをやらないので、外国では労組の機能が働かない『御用組合』とみなしている」と主張した。

趙委員長は、「全面ストが外国人投資家に悪い影響を及ぼすとは思わないか」という外国メディアの記者の質問に、「外国人投資家たちは短期の差益だけを目的に、韓国に工場を建てるなどの健全な投資はあまりしない」と応えた。

民主労総は22日午後3時、ソウル市役所前のソウル広場で1万5000人余りが参加する全面スト決起大会を開く。

ウ・ムンスク民主労総スポークスマンは、「29日以後のストの日程はまだ決まっていないし、23〜28日のストは部分ストなので、経済への影響はないだろう」と語った。

一方、金聖中(キム・ソンジュン)労働部次官は同日、政府果川(クァチョン)庁舎で記者会見を開き、「(1年の間に)1か月半ごとにストに入る国は地球上に韓国しかない」と主張し、民主労総に全面ストの撤回を求めた。



libra@donga.com