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カン・ジマン、自分通算68回目のツアーで感激の初勝利 

カン・ジマン、自分通算68回目のツアーで感激の初勝利 

Posted September. 04, 2006 06:51,   

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最後の18番ホール(パー4)。

共同トップだったカン・ジマン(30、東亜会員券、写真)は、ピンまで30mの距離から二番目のショットをコップ3mに落とした後、まるで優勝でも決めたかのように右腕を勢いよく上げた。勝利を確信したカン・ジマンは、自信満々でバーディーパットを決めた。1999年プロに入門したカン・ジマンが30歳にして、感激の初勝利をおさめた瞬間だった。

3日、京幾道竜仁(キョンギド・ヨンイン)レークサイドCC西コース(パー72)で行われた第22回新韓東海(シンハン・トンヘ)オープンゴルフ大会最終第4ラウンド。

カン・ジマンは6バーディで6打を減らし、最終合計19アンダー269打を記録し、昨年のUSオープン・チャンピオンであるマイケル・キャンベル(ニュージーランド)に1打の差をつけ、優勝した。大会最少打記録(16アンダー)を更新したカンは、1億2000万ウォンをもらい、賞金ランキングも第26位から第3位(1億4575万2750ウォン)にジャンプした。

173cmと背はあまり高くないが、今年上半期、ドライバー飛距離第1位(295.6ヤード)に上がった長打力に、抜群のパッティング感覚を見せたカン・ジマンは、「過去7年間、苦労も多く、優勝したことのない選手として、どこに行っても冷や飯くいだったが、本当に嬉しい」と語った。

昨年の準優勝者である崔京周(チェ・キョンジュ、ナイキゴルフ)は7打を減らし、共同第3位(17アンダー271打)に上がった。崔京周は賞金3500万ウォンに自分の金を足し、江原道麟蹄郡(カンウォンド・インジェグン)の洪水被害者を助けるのに使って欲しいと話した。

カン・ジマンはプロ舞台で成績が良くなく、2年前には経済的問題でゴルフを止めようとした。しかし、周りの支援をえて、クラブをまた握りなおし、最近はゴルフ心理に関する本を5、6冊を読んで、弱点だった精神力を強くした。第3ラウンドでは、同じ組でラウンドした崔京周に、「叩けば開く」と言うアドバイスを聞き、自分の通算68回目のツアー大会で、とうとう優勝の門を開いた。



kjs0123@donga.com