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『空き家』の金基徳監督、ベネチア映画祭で監督賞

『空き家』の金基徳監督、ベネチア映画祭で監督賞

Posted September. 12, 2004 22:18,   

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映画監督の金基徳(キム・キドク、44)氏が12日、イタリアのベネチアで閉幕した第61回ベネチア国際映画祭で映画『空き家』で監督賞を受賞した。

監督賞は黄金獅子賞、審査委員対象に続いて3番目に該当するもので、02年には李滄東(イ・チャンドン)監督が『オアシス』で受賞したことがある。

金監督は2月、ベルリン国際映画祭でも『サマリア』で監督賞を受賞し、1年間で世界3大映画祭で、監督賞を連続受賞する快挙を遂げた。

また、金監督の受賞で、今年の韓国映画は『オールドボーイ』(朴賛郁監督)のカンヌ映画祭審査委員大賞受賞など、世界3大映画祭のベルリン、カンヌ、ベネチアで連続受賞を果たし、世界映画界に韓国映画の優秀性を知らしめた。

受賞作『空き家』は暴力的な夫に監禁された女性と空き家にしか住めない男性との出会いと愛を描いた作品で、「慰安婦ヌード」で社会的問題を起こした李スンヨンとジェヒ(本名、李ヒョンギュン)が出演した。

最高賞の黄金獅子賞は英国のマイク・リー監督の『Vera Drake』が受け、スペインの『アウトオブシー(Out of Sea)』は審査委員大賞を受賞した。

一方、『空き家』と共にコンペティション部門に招待された林権沢(イム・クォンテック)監督の『下流人生』は入賞できなかった。

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は同日、金監督に「ベルリン国際映画祭に続く今回の受賞は韓国映画芸術の底力と優秀性をもう一度世界に知らしめる契機となった」と祝いのメッセジーを送った。



金甲植 金正勳 dunanworld@donga.com jnghn@donga.com