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北朝鮮でもクレジットカード使えるようになる

北朝鮮でもクレジットカード使えるようになる

Posted November. 05, 2002 22:34,   

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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に南北合弁法人による最初のクレジットカード決済会社が設立される。5日、北朝鮮にインターネット宝くじサイトとPCルームを開設してから、このほど帰国したフンネットの金範勳(キム・ボムフン)社長によると、北朝鮮は年内に最初のクレジットカードの決済会社を設立して、平壌(ピョンヤン)と金剛山(クムガンサン)など北朝鮮内の主要地域で業務を開始する見通しだ。

金社長は「南側のベンチャー企業、フンネットが参加した朝鮮宝くじ合営会社が、北朝鮮政府のクレジットカード決済事業の許可を得て、北朝鮮の銀行と第3国のクレジットカード会社などとともに合弁法人の設立を進めている」とこのように述べた。また「第3国のクレジットカード会社としては、日本のカード決済会社の参加が有力で、フンネットは朝鮮宝くじ合営会社の大株主(30%)として、北朝鮮内のクレジットカード事業に間接的に参加する」と述べた。

朝鮮宝くじ合営会社は、まず北朝鮮の主なホテルとデパートなどにクレジットカード決済端末、約100台余りを設置して、クレジットカード決済業務を電算化する計画だ。この会社は平壌に決済サーバーを設けて、電話とインターネットでつながっているクレジットカード決済網を設置したことで知られている。

これまで北朝鮮は、クレジットカード決済会社がなく、外国人の北朝鮮内でのクレジットカードの利用を極度に制限し、不可欠な決済業務は手作業と中国銀行とのテレックス交換などに頼ってきた。しかし、南北合弁法人が参加するクレジットカード決済会社がスタートすれば、今年の年末か来年明けには北朝鮮でも韓国で発行されたクレジットカードを自由に使えるようになる見通しだ。

朝鮮宝くじ合営会社は昨年12月、北朝鮮のジャンセン貿易会社と韓国のフンネットなどが設立した合弁投資会社。現在、北朝鮮にサーバーを置いて、海外のインターネットユーザーを相手に、インターネット宝くじと囲碁のサービスを提供している。

金社長は、これまで統一部が事業承認を許可しなかったためにかっ藤を生んだ朝鮮宝くじ合営会社のインターネットとばく事業について、「北朝鮮側が副作用を懸念する韓国統一部の勧告案を受け入れられるという立場を明らかにしたことで、円満な解決が期待される」と述べた。



金泰韓 freewill@donga.com