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「1・21事態」でに亡くなったチェ・ギュシク警務官とチョン・ジョンス警部の追悼式

「1・21事態」でに亡くなったチェ・ギュシク警務官とチョン・ジョンス警部の追悼式

Posted January. 20, 2018 07:57,   

Updated January. 20, 2018 08:43

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50年前に起きた「1・21事態」の当時、ソウル鍾路(チョンノ)警察署の署長だったチェ・ギュシク警務官とチョン・ジョンス警部が死亡した。「肉弾でソウルを守った」と称えられた二人の警察官の50周期の追悼式が19日午前、ソウル鍾路区清雲洞(チョンウンドン)の紫霞門(ジャハムン)峠で行われた。

チェ警務官とチョン警部は、1968年1月21日午後10時10分頃、金新朝(キム・シンジョ)をはじめとする北朝鮮の特殊部隊員31人と紫霞門峠の哨所(現在の青雲シルバーセンター)でぶつかった。青瓦台を襲撃しようと浸透して、仁王山(インワンサン)に沿って越えてきた彼らは、青瓦台の大統領執務室まで約500メートルを残していた。

チェ警務官が「誰か」と制止すると、彼らはコートの中の短機関銃を取り出して乱射した。チェ警務官は胸に当たってその場で絶命した。腹部などに4発を打たれたチョン警部は10日後、病院で亡くなった。紫霞門峠にはチェ警務官の銅像とチョン警部の胸像が立っている。追悼碑だけあったチョン警部の胸像は、昨年、ソウル地方警察庁が立てた。

同日の追悼式には、チェ警務官とチョン警部の遺族5人と、李柱旻(イ・ジュミン)ソウル警察庁長官、キム・ギヒョン大統領警護処警備安全本部長などが出席した。培花(ペファ)女子高の生徒39人も、「あなたの尊い犠牲を忘れません」と書かれたリボンをつけて席を守った。

チェ警務官の長男であるチェ・ミンソク氏(56)は追悼の辞で、「父の護国精神が警察精神へとつながることを願う」と語った。チョン警部の息子であるチョン・チャンハン氏(63)は、「平昌オリンピックの単一チームなど、南北和解のムードとはいえ、1・21事態のような歴史を忘れてはならない」と強調した。

李庁長は、「今日に韓国が成長できたのは、多くの殉職警察の犠牲のおかげである。彼らの死が無駄にならないためには、後輩たちが忘れずに覚えなければならない」と追悼した。



崔智善 aurinko@donga.com