Go to contents

孫興民が欧州CLドルトムント戦で決勝ゴール、今季4点目

孫興民が欧州CLドルトムント戦で決勝ゴール、今季4点目

Posted November. 23, 2017 07:29,   

Updated November. 23, 2017 08:27

한국어

自分の強みを活かせる最適のポジション(ツートップ)を見つけたトッテナム・ホットスパーの孫興民(ソン・フンミン=25)の得点砲が火を噴いている。

孫興民は22日、ドイツ・ドルトムントのジグナル・イドゥナ・パルクで行われたブンデスリーガのドルトムントとの2017~2018シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(CL)H組のグループ戦の第5戦でチームを2対1の勝利に導く決勝ゴールを決めた。

ハリー・ケインとともに最前線のツートップとして出場した孫興民は1対1の同点で迎えた後半31分、デレ・アリがパスしたボールを右足で蹴り込みゴールネットを揺らした。今季4ゴール目。孫興民は、「厳しい戦いだったけど、我々は十分勝てる資格があった。チーム全体が強い精神力を発揮した中で得点までできて嬉しい」と話した。

最近、最前線に配置した二人のFWのうち一角を担っている孫興民は、同僚が敵にDFを分散させたスペースに切り込んでは、持ち味のシュート能力を生かして得点を生み出している。韓国代表チームでは従来のポジションだった左サイドFWではなく、最前線のFWとして出場したコロンビアとの親善試合(今月10日に2-1で勝利)では13ヵ月ぶりにフィールドゴール(2点)を記録した。KBS解説委員のハン・ジュンヒ氏は、「サイドアタッカーに比べて最前線のFWは守備の負担やドリブル突破の負担が相対的に軽い。孫興民がより気軽に攻撃に集中できるようになってから得点力が高まっている」と分析した。

「ドルトムントキラー」と呼ばれる孫興奮は同日の1得点を含め、プロデビュー以降、これまでのドルトムント戦で通算8得点(10試合)を記録した。孫興民は、「ドルトムント戦では毎回得点するよう頑張っている。ドルトムントとの試合が楽しい」と語った。

一方、H組1位のトッテナム(勝ち点13)は同日、アポエル(キプロス)を6-0で制した組2位のレアル・マドリード(スペイン、勝ち点10)との勝ち点差3を維持した。グループステージ最終戦となる第6戦でトッテナムが負けてR・マドリードが勝利し勝ち点が並んでも、対戦成績で1勝1分けを記録しているトッテナムが組1位となる。



鄭允喆 trigger@donga.com