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「オバマ、ミシェルのラブストーリー」映画化、ヒラリー氏の追い風になるか

「オバマ、ミシェルのラブストーリー」映画化、ヒラリー氏の追い風になるか

Posted August. 23, 2016 06:57,   

Updated August. 23, 2016 07:31

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米国のオバマ大統領夫妻のラブストーリーを扱った映画が26日、米国で上映される。米大統領選挙(11月8日)を2ヵ月半ほど控えて公開されるこの映画が民主党の支持率を引き上げることができるか注目される。

 

22日、米国の時事文芸誌「ニューヨーカー」によると、「サウスサイド・ウィズ・ユー(Southside With You)」というタイトルのこの映画は、1989年、当時28才でハーバード・ロースクールの在学生だったオバマ氏が、シカゴの大手法律事務所「シドリーオースティン」でインターンだった25才の弁護士ミシェル氏と出会って初めてデートする1日を描く。サウスサイドは、オバマ大統領夫妻が出会ったシカゴのある地域だ。

映画「恋人までの距離」(1995)で、イーサン・ホークとジュリー・デルピーが街を歩きながら会話をして愛を育んだように、オバマ氏とミシェル氏もサウスサイドを散策してロマンスを育んだ。有名美術館で黒人アーティスト、アーニー・バーンズの展示を見て、白人と黒人の葛藤を描いたスパイク・リー監督の映画「ドゥ・ザ・ライト・シング」を見る。シカゴ南部のハイドパーク地域にあるアイスクリームパーラーの前で初めてキスをする。

製作に加わったミュージシャンのジョン・レジェンドは、ロイターとのインタビューで、「2人は当時、シカゴで起こっていることを目の当たりにした。今でもシカゴではあの時のように市民(黒人)と警官の葛藤が起こり、オバマ大統領はこの問題を解決しようと努めている」と話した。

ミシェル氏役の女優ティカ・サンプターは、「映画は2人が刺激し合って共感する過程を非常に写実的に描く」と語った。オバマ大統領役のパーカー・ソイヤーズは、「大統領を強烈に演じた」と話した。



조은아 チョ・ウンア記者 기자achim@donga.com