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米戦略爆撃機「3銃士」、グアムで初の同時作戦

米戦略爆撃機「3銃士」、グアムで初の同時作戦

Posted August. 22, 2016 07:40,   

Updated August. 22, 2016 07:41

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グアムに配備された米軍の戦略核爆撃機「3銃士」B-52、B-1B、B-2が初めて合同任務を遂行した。

米国防総省は19日、グアムにあるアンダーソン空軍基地で17日に3機の核爆撃機が離陸し、太平洋司令部管轄地域で合同作戦を行ったと明らかにした。米国防総省はこれらの爆撃機が同時に作戦に出たのは初めてとし、具体的にどの地域に何機投入されたのかは公開しなかった。これらの爆撃機は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)と共に米軍の3大核戦略資産だ。

米軍は今月初め、グアムのアンダーソン基地に3機の戦略爆撃機を「持続的爆撃機プレゼンス(CBP)」などの任務遂行のために配備した。B-52は2006年からグアムに配備されており、B-1Bは6日、B-2は9日に配備された。米戦略司令部は、「戦略爆撃機をインド、アジア、太平洋地域に定期的に循環配備し、域内安定の維持に向けて抑止力を提供している」と明らかにした。

ワシントン外交関係者は、3大核爆撃機のグアム配備に続く異例の合同作戦について、高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓半島配備をめぐって軋轢が増幅している中国と北朝鮮を狙ったものと理解している。英国の軍事専門メディアIHSのジェーン・ディフェンス・ウィークリーは、「核とミサイル挑発を止めない北朝鮮と南シナ海の領有権主張で緊張を生じさせている中国を狙った動きだ」と指摘した。特に、米国のオバマ大統領が来月2日に主要20ヵ国(G20)首脳会議に出席するため中国・杭州を訪れることから、中国側に「軽はずみな行動をするな」という武力示威という見方もある。



워싱턴=이승헌 ワシントン=イ・スンホン特派員 특파원ddr@donga.com