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ウガンダに「セマウル指導者学校」オープン

ウガンダに「セマウル指導者学校」オープン

Posted May. 31, 2016 07:03,   

Updated May. 31, 2016 07:28

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「アフリカのセマウル運動のハブ」と呼ばれるウガンダに30日(現地時間)、アフリカ初のセマウル運動指導者教育施設が開設された。440万ドル(約52億ウォン)の予算を投じた同施設で、年間100人以上の農業指導者が輩出される。ウガンダだけでなくアフリカ全体にセマウル運動が広がる契機になると、政府は期待している。

30日、ウガンダの首都カンパラ近郊のムピジ県で開かれた農業指導者研修院(農指研)の開院式には、朴槿恵(パク・クンへ)大統領とウガンダのムセベニ大統領が銅版除幕式に参加した。さらに、ウガンダのセマウル運動指導者など約200人が参加した開院式で、朴大統領はセマウル運動がウガンダの農村開発に与えた肯定的な変化について言及し、農指研から輩出される指導者がウガンダの未来を率いると期待を表わした。

29日の首脳会談でもセマウル運動が主題だった。ムセベニ大統領は、「セマウル運動は精神姿勢の転換運動だ」とし、「ウガンダの国民が怠惰から勤勉で真面目な姿勢を持つよう呼び覚ます成果があった」と評価した。

朴大統領は、「ウガンダの農業分野の成長潜在力は大きい。農指研がウガンダの経済成長に貢献することを期待する」と話した。両首脳は、ウガンダのセマウル運動を支援するためのセマウル金庫了解覚書(MOU)履行協定書も締結した。

ウガンダは、世界で4番目にセマウル中央会を設立した国で、セマウル運動に高い関心を見せている。2009年にセマウル運動を始めて以降、現在30の村がモデル村として造成された。これとは別に約40の村が自発的にセマウル運動を進めていると、大統領府は説明した。現地では、「Let's embrace Saemaul Undong(セマウル運動を受け入れよう)」という歌まで登場した

両国首脳はまた、農指研の敷地で開かれた「コリア・エイド」の現場を視察した。車を使って現地の人々に保健・食べ物・文化サービスを提供するコリア・エイドは、エチオピアに続き2国目だ。現地住民150人が来て、韓国医療スタッフから心電図検査などを受け、ビビンバや鶏肉丼など韓国料理を体験した。

朴大統領は、この視察を最後にウガンダを発ち、3番目の歴訪国であるケニアに到着し、同胞代表と懇談会を開いた。朴大統領は同日、ケニア最大紙「デイリー・ネーション」への寄稿文で、「韓国の経験とケニアの潜在力を有機的に調和させ、共に学び共に成長する共生のパートナーシップを構築していくことを希望する」とし、「両国は持続的な新しい協力の動力を見出し、着実に新しい成功ストーリーを描いて行かなければならない」と主張した。



캄팔라·나이로비=장택동 カンパラ・ナイロビ=チャン・テクトン記者 기자will71@donga.com