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米通商製造業政策局長、「中国の貿易交渉団が米国にコロナを持ち込んだ」

米通商製造業政策局長、「中国の貿易交渉団が米国にコロナを持ち込んだ」

Posted March. 31, 2020 08:05,   

Updated March. 31, 2020 08:05

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米国のピーター・ナヴァロ・ホワイトハウス通商製造業政策局長(70)が新型コロナウイルスを最初に米国にもたらしたのは中国の貿易交渉団だと主張し、議論を呼んでいる。対中強硬派のナヴァロ氏は、トランプ米大統領の最側近の1人だ。

ナヴァロ氏は28日(現地時間)、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、中国の劉鶴副首相が率いる貿易交渉団が米国内の新型コロナウイルスの伝播者だと指摘した。交渉団は1月15日にホワイトハウスを訪れ、米国との貿易協議の「第一段階の合意文書」に署名した。ナヴァロ氏は、「中国武漢でウイルスが出現するのをみて思った」とし、「彼らは私たちと握手し、パンも分け合って食べた。新型コロナウイルスの深刻性を警告し、笑って帰国した」と話した。

ナヴァロ氏はトランプ氏が、「ピーター」と呼ぶほど信頼されている。ナヴァロ氏は、トランプ氏が27日に発動した「国防生産法」の調整官も務めている。ナヴァロ氏は2006年にも著書『チャイナ・ウォーズ――中国は世界に復讐する(The Coming China Wards)』で、「中国が新しく特異なインフルエンザやウイルスの発生源になっている」と主張した。

駐米中国大使館は同日、声明で、「米国は責任を他に向けるのではなく、自国の秩序を維持することを望む」とし、ナヴァロ氏の発言に不快感を示した。


シン・アヒョン記者 abro@donga.com