Go to contents

文大統領、3・1独立の精神に言及し「新型コロナに勝つ」

文大統領、3・1独立の精神に言及し「新型コロナに勝つ」

Posted March. 02, 2020 08:29,   

Updated March. 02, 2020 08:29

한국어

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日、第101回3.1節を迎え、「内では新型コロナを克服し、外では『韓半島の平和と共同繁栄』を成し遂げ、揺らぐことのない大韓民国を作り出す」とし、北朝鮮に保健分野の協力を提案した。

文大統領は同日、ソウル鍾路区(チョンロク)の培花(ペファ)女子高校で開かれた3.1節記念式で、「新型コロナはしばらくの間、私たちの生活を脅かすかもしれないが、私たちの団結と希望を挫くことはできない」とし、このように話した。3・1独立運動の精神に触れた文大統領は、「今でも国民皆が共にいる。新型コロナに勝つことができ、萎縮した経済を蘇らせることができる」と述べた。マスク不足や病床不足、中国人の入国禁止に対する政府の後手の対応に批判が起こっている中、「共に」(12回)、「団合」と「団結」を3回強調するなど、新型コロナに対する政府の対応への信頼を呼びかけた。そして、「政府は(新型コロナ)の感染拡大を遮断するために最善の努力をしている」と政府の努力を強調し、「大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンプクト)は決して孤独ではない」と述べた。

 

さらに、「北朝鮮とも保健分野の協力を望む」とし、「人と家畜の感染病の拡散に南北が共に対応し、境界地域の災害や韓半島の気候変動に共同で対処する時、私たちの暮らしはより安全になるだろう」と強調した。新型コロナ事態を受けて再度南北協力事業を提案し、北朝鮮に対する防疫物資支援の可能性を示唆したのだ。しかし、国内もマスクなど防疫物資の不足が深刻な状況で南北協力の提案が適切なのかという指摘もある。

 

文大統領はさらに、「日本は常に最も近い隣国」とし、「過去を忘れないが、私たちは過去にとどまらない。日本もそのような態度であることを望む」と述べた。韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の条件付き延長のデッドラインが近づいているが、日本の輸出規制に対する直接的な言及は避け、対日関係の改善の意向を示したのだ。

文大統領はまた、カザフスタンにある独立軍隊長、洪範図(ホン・ボムド)将軍の遺骨送還と関連して、「鳳梧洞(ポンオドン)戦闘と青山里(チョサンリ)戦闘を勝利に導いた平民出身の偉大な独立軍隊長、洪範図将軍の遺骨をようやく国内に迎えることがきるようになった」と述べた。政府は今月末頃、カザフスタンのトカエフ大統領の訪韓と共に空軍輸送機を利用して遺骨を奉還することを検討している。

一方、記念式は新型コロナ事態を考慮して、50人ほどが参加する最小限の規模で行われた。大邱で新型コロナ防疫対応を指揮する丁世均(チョン・セギュン)首相と対応主務長官である陳永(チン・ヨン)行政安全部長官、朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉部長官は参加しなかった。文大統領の記念演説後、李承晩(イ・スンマン)元大統領をはじめ国難克服を誓った歴代大統領のメッセージが映像で紹介されたが、全斗煥(チョン・ドゥファン)、盧泰愚(ノ・テウ)、李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クンへ)前大統領の映像はなかった。コロナ事態による重いムードを反映して、文大統領の演説中の拍手は、「苦しみを分け合い希望を育ててくれたすべての方に深い尊敬と感謝の拍手を送ります」と言った時の一度だけだった。


パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com