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地すべり防止団を立ち上げて脆弱地域328カ所を点検

地すべり防止団を立ち上げて脆弱地域328カ所を点検

Posted February. 25, 2020 08:18,   

Updated February. 25, 2020 08:18

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夏の梅雨に備えた地滑りなどの予防事業が、脆弱地域に実施される。ソウル市は北漢山(プクハンサン)、道峰山(トボンサン)などの脆弱地域75カ所に、108億ウォンを投資して森林整備、砂防ダム設置などを推進する今年の地滑り災害予防対策を24日公開した。

市民100人で地滑り現場予防団を作って、4〜10月に地滑り脆弱地域328カ所と砂防施設1810カ所を点検する。彼らは、地滑り予報や警報の発令時に、住民の避難を支援する役割もする。森林災害が発生したときは、救急措置を行い、地すべり事故予防関連広報も行う。ソウル市は、森林分野のキャリアのある低所得層、就業脆弱階層を優先的に予防団に選抜する予定だ。

ソウル市は、過度な施設設置を押さえ、森林被害は最小限にする方法で事業を進める。予防施設を設置しても、野生動物が通うことができるようにオープン型構造物を設置して生態環境断絶も防ぐ。対象地近くの住民を対象に来月、工事説明会も開催する。

今年5月末から、山地に近いか、地滑りが発生すれば大きな被害が懸念される学校を対象に、「出向く滑り予防学校」教育を実施する。地滑りの専門家と災害指導士が災害に備えての行動要領と予防法を教える予定だ。


キム・ハギョン記者 whatsup@donga.com