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チェ・ジマンがバーランダーから3四球選び勝利に貢献、柳賢振はブルペン待機

チェ・ジマンがバーランダーから3四球選び勝利に貢献、柳賢振はブルペン待機

Posted October. 10, 2019 09:24,   

Updated October. 10, 2019 09:24

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崖っぷちに追い込まれたタンパベイ・レイズが優勝候補ヒューストン・アストロズに2敗を喫した後、2勝を挙げ地区シリーズを第5戦に持ち込んだ。タンパベイの一塁手チェ・ジマン(28・写真)は3四球を得る「抜群の選球眼」で相手エースのジャスティン・バーランダーをマウンドから引きずり下ろした。

タンパベイは9日、フロリダ州セントピーターズバーグで行われたアメリカンリーグ地区シリーズ(5回戦制)の第4戦でヒューストンを4-1で破った。最初の2試合を落として敗退のピンチに追い込まれたタンパベイは、ホームでの2試合を制してシリーズを振り出しに戻した。

ヒューストンは5日の第1戦に先発登板したバーランダーを中3日で先発起用する強気の策を取り、第4戦で決着を付けようとした。ところがタンパベイは1回から粘り強くバーランダーを苦しめた。トミー・ファムのソロ本塁打で先制点を挙げたタンパベイは、チェ・ジマンの四球とアビサイル・ガルシアの安打で作った2死、一、二塁の場面で、トラビス・ダーノウとジョーイ・ウェンドルの連続適時打で2点を追加した。第1戦で7回無失点と好投したバーランダーだが、この日は3回2/3、7被安打(2本塁打)、3四球、4失点で降板した。

この日、バーランダーが与えた3四球は、いずれもチェ・ジマンの打席で出た。バーランダーは4回、チェ・ジマンに四球を与えた後マウンドから降ろされた。この日、バーランダーがチェ・ジマンに投げたボールだけでも19球だった。チェ・ジマンは4-1でリードした8回2死で右前安打を放ち、ポストシーズン2本目の安打を記録した。前日第3戦での本塁打に続く2戦連続安打。2016年にメジャーデビューして以来初めてポストシーズンに出場したチェ・ジマンは、この日2打数1安打3四球1得点でチームの勝利に貢献した。第5戦は11日午前8時7分に始まる。

柳賢振(リュ・ヒョンジン=32、ロサンゼルス・ドジャース)は10日午前9時37分から始まるワシントン・ナショナルズとのナショナルリーグ・地区シリーズ第5戦にブルペンで待機する。ドジャースはウォーカー・ビュラーを、ワシントンはスティーブン・ストラスバーグを先発に起用すると予告した。ポストシーズン最終戦になるかもしれない大一番で、ドジャースは投手総動員態勢を予告した。クレイトン・カーショーや柳賢振ら先発陣も状況次第ではリリーフとして投入される見込みだ。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com