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「海運同盟」の翼をつけた現代商船、ベトナム物流進出に本腰

「海運同盟」の翼をつけた現代商船、ベトナム物流進出に本腰

Posted July. 08, 2019 08:51,   

Updated July. 08, 2019 08:51

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現代(ヒョンデ)商船が釜山(プサン)港湾公社などと一緒に、ベトナムの物流事業に進出する。最近、世界3大海運同盟の一つである「ザ・アライアンス」に加入して海運ネットワークを拡張したのに続き、物流事業にも進出して黒字転換を早めるという戦略だ。

海運業界によると、現代商船は最近釜山港湾公社、韓国国内中堅物流企業などとともに、ベトナム物流事業に進出するための会議を開いた。現代商船はこれらの会社と共同で、ベトナム北部と南部で物流事業を発掘後、大型物流倉庫や内陸コンテナ基地などを作ることにした。

これらの企業は、三星(サムスン)電子のベトナム工場のあるバクニン省安豐公団とベトナム最大のブラックタイガーエビ養殖と水産加工輸出地域であるカントー市で、冷凍・物流倉庫運営事業を検討していることが分かった。現代商船は最近、現地調査に着手しており、早ければ来月、該当地域の荷主確保と事業敷地探しなどのための共同現地調査も行う予定だ。

現代商船の今回の物流事業への進出計画は、今年3月に就任した裵在勳(ぺ・ジェフン)現代商船代表の事業多角化戦略の一つだという分析がある。物流会社パントスロジスティクス出身の裵代表は、私的な席で、「荷主の視点でアプローチして事業をしなければならない」という点を重ねて強調したと伝えられる。ものを船で運ぶ役割だけでなく、荷主に内陸輸送と保管、船積に至る総合的サービスを提供してこそ競争力を備えることができるという。

現代商船は、ベトナム地域の荷主と共同で冷凍倉庫や物流倉庫を運営しながら、安定的な物量も確保する計画だ。これに先立って現代商船は2017年末、ベトナム1位の総合物流企業SNPと港湾ターミナルや物流施設の開発に関する覚書(MOU)を交わしたことがある。当時はジョイントベンチャーの形の事業だったなら、今回の事業は国内企業が柱となって、総合物流サービスを提供するという点で異なるという説明だ。

海運業界の関係者は、「現代商船はまだ赤字だが、昨年、超大型コンテナ船20隻を発注して規模を拡大している上、物流事業と海運同盟の相乗効果が創出すれば、2020年の下半期以降黒字転換も可能だろう」と見込んだ。


ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com