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萬海の梅泉追悼詩から白凡の直筆遺墨まで

萬海の梅泉追悼詩から白凡の直筆遺墨まで

Posted February. 19, 2019 08:27,   

Updated February. 19, 2019 08:27

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「義理によって国の恩恵に永遠に報い、一度の死は歴史の永遠の花として咲く」

3・1独立運動当時、民族代表33人として己未独立宣言書を朗読した萬海・韓龍雲(ハン・ヨンウン、1879~1944)は、国を奪われた悲しみに「絶命詩」を残して自決した梅泉・黃玹(ファン・ヒョン、1855~1910)を追悼するこの詩を書いて遺族に伝えた。「梅泉先生」と呼ばれるこの追悼詩は、黃玹の子孫が100年近く保存してきた資料「四海兄弟」に載っている。この資料の原本が初めて公開される。

文化財庁は、3・1運動と大韓民国臨時政府樹立100周年記念の特別展「文化財に込められた100年前のあの日」(2月19日〜4月21日)を、ソウル西大門(ソデムン)刑務所歴史館第10、12獄舍で開催する。1910年の韓日併合から臨時政府の帰国までの約40年間を3部で構成した。

導入部では、黃玹の遺物を紹介する。四海兄弟、「絶命詩」が収録された「帶月軒絶筆帖」と黃玹が安重根(アン・ジュングン)義士関連の新聞資料を集めた「手澤存焉」などを初めて公開する。

第1部の「3・1運動、独立の花を咲かせる」には、最近登録文化財となった「日本帝国の主要監視対象人物カード」がある。日本帝国が4857人の身元をカードでまとめたもので、安昌浩(アン・チャンホ)、尹奉吉(ユン・ボンギル)、柳寛順(ユ・グァンスン)などの情報が含まれている。沈薫(シム・フン、1901~1936)が東亜(トンア)日報に連載した小説「常緑樹」の直筆原稿もある。

第2部「大韓民国臨時政府、民族の希望になる」は、趙素昂(チョ・ソアン)が「三均主義」をもとに、独立運動と建国方向をまとめた「大韓民国臨時政府建国綱領の草案」(登録文化財第740号)と李奉昌(イ・ボンチャン)義士関連遺物などで構成した。第3部「光復、帰国」では、白凡・金九(キム・グ)が1949年に書いた遺墨「愼其獨」と1945年に初版が発行された「韓中英文中国版韓国愛国歌の楽譜「(登録文化財第576号)に会うことができる。無料。


柳原模 onemore@donga.com