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徳寿宮の石垣道がすべてつながり10月末に開放

徳寿宮の石垣道がすべてつながり10月末に開放

Posted August. 23, 2018 09:53,   

Updated August. 23, 2018 09:53

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ところどころ切れていた徳寿宮(トクスグン)の石垣道が完全につながって、10月末から全区間が開放される。

ソウル市は、現在途切れている徳寿宮の石垣道70メートル(英大使館の後門~正門区間)をつなげて、10月末から石垣道の全区間を完全に開放すると、22日明らかにした。この区間が開放されると、かつて駐韓英大使館が占有して、一部の区間が統制されていた徳寿宮の石垣道1100メートル全体を迂回せずに歩けるようになる。徳寿宮の大漢(テハン)門からスタートして、徳寿宮道~米大使官邸~英大使館の後門~徳寿宮内の歩道~英大使館の正門を経て世宗路(セジョンノ)まで続く。

新たに開放される70メートルの区間は、徳寿宮の駐韓英大使館とフェンス一つを挟んで接しており、セキュリティを考慮して、徳寿宮の内部に歩道を作る。徳寿宮内の歩道工事は来月始まる。大使館の正門から世宗路まで続く既存の石垣道も、一緒に整備に入る。石垣に沿って景観照明を設置して、歩きやすいように道路を新たに舗装する作業を、10月末まで完了する予定だ。

これに先立って市は、昨年8月は英大使館の職員宿舎から英大使館後門までの100メートルを開放した。市の関係者は、「2014年から市と英大使館、文化財庁の協力した末、徳寿宮の石垣道を市民に返すことになった」と語った。


キム・イェユン記者 yeah@donga.com