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車ドゥリ「今や私が車ブーム」

Posted October. 30, 2001 09:04,   

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「茶色の爆撃機」車範根(チャ・ボングン)前国家代表監督の息子、車ドゥリが(高麗大)が韓国サッカー代表チーム「ヒディンク師団」に電撃抜てきされた。

ヒディンク監督は29日、来月に予定されている3回の国家代表チームの評価戦に出場する選手28人のリストを発表した。この日発表したリストで断然注目を集めた選手は、歴代韓国サッカー最高のOFとされる車範根監督の息子、車ドゥリである。

車ドゥリは今月初め、代表の常備軍に含まれてテストを受け、その可能性を認められた。車ドゥリは当時、国家代表チームとの練習試合で痛烈なミドルシュートをゴールにつなげるなど、数回にわたる印象的なプレーでヒディンク監督の心をとらえた。

車ドゥリのほかにも、チョ・ソンハン(水原三星)、イ・ジョンウン(浦項スチロス)、シン・ドングン(延世大)、ヒョン・ヨンミン(建国大)などが生涯初の太極マークをつけることになった。高卒のプロ、新人のチョ・ソンハンは落ち着いた守備と年に合わぬ老練な試合運営で、一躍水原のベストメンバーに躍り出たが、今回代表チームのユニフォームまで着ることになった。イ・ジョンウン、シン・ドングン、ヒョン・ヨンミンも早い走力を備えており、発展の可能性が高く評価された。

車ドゥリなど新たに国家代表チームに加わった選手は、既存の代表選手と呼吸を合わせて評価戦を通じてヒディンク監督の本格的なテストを受ける予定。

一方、この日発表された国家代表チームのリストには日本で活躍している黄善洪(ファン・ソンホン)、柳想鉄(ユ・サンチョル、以上柏)、崔龍洙(チェ・ヨンス、市原)と安貞桓(アン・ジョンハン、伊ペルージャ)、薛鐗鉉(ソル・ギヒョン、ベルギー・アンデルレフト)、沈載源(シム・ジェウォン、独フランクフルト)など、「欧州派」も大勢名を連ねている。

このほかに、GK李雲在(イ・ウンジェ、尚武)、金龍大(キム・ヨンデ、延世大)、MF季栄杓(イ・ヨンピョ、安養)、FW金度勲(キム・ドフン、全北現代)など、ヒディンク号の「常連の乗務員」もすべて代表チームに合流したが、GK金秉址(キム・ビョンジ 、浦港スチロス)は外された。

代表選手は来月2日に招集され訓練に入った後、8日(全州)セネガル、10日(ソウル)と13日(光州)クロアチアと相次いで試合を行う。



swon@donga.com