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海洋部出身、大統領府人事ラインを掌握

Posted February. 25, 2006 03:05,   

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海洋水産部(海洋部)出身者が大統領府の人事ラインを掌握した。

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が海洋部長官(2000年8月〜2001年4月)に在任したさい、格別の信任を受けた公務員たちが大統領秘書室の人事推薦を担当する主要ポストに就いた。

朴南春(パク・ナムチュン)大統領人事管理秘書官は盧大統領が海洋部長官時代に総務課長を、24日に昇進・抜擢された文海男(ムン・ヘナム)大統領人事制度秘書官は長官秘書官をそれぞれ務めた。

人事管理秘書官室は長次官など政務職の人事推薦を、人事制度秘書官室は警察や外交通商部などの特殊職の人事推薦を専担する主要職だ。

朴秘書官は、海洋部在職のさい、盧武鉉長官が推進した知識経営システムと学習会を積極的に主導した。その縁で大統領職引き継ぎ委員会を経て大統領府に入り、国政状況室長、人事制度秘書官などを務めた。

政府のある関係者は「朴秘書官は当時、長官の重点業務を推進するために局長昇進を放棄し、総務課長に水平移動を志願して好印象を残した」と話した。

盧大統領は海洋部長官時代の経験をまとめた本「盧武鉉のリーダーシップ物語」で、「長官退任のさい、文海男課長(当時の長官秘書官)が『結果的に(盧武鉉長官とともに)8ヵ月間過ごすことによって、夢と希望、そしてプライドを持つようになりました』と話した」と振り返った。彼に格別の関心があったということだ。

この本には文秘書官だけでなく、海洋部の実務課長級に対する愛情を示したところが特に多い。大統領府のある関係者は「朴、文秘書官は当時、大統領の目にとまった代表的な課長級職員」と伝えた。

一方、盧大統領は国政弘報処次長に異動した安栄培(アン・ヨンベ)国内言論秘書官の後任に、蘇文相(ソ・ムンサン)企画調整秘書官室行政官を昇進・起用した。

大統領安保政策秘書官には趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部・開城(ケソン)工業団地事業支援団長が、行事企画秘書官には呉民秀(オ・ミンス)民情秘書官室行政官がそれぞれ任命された。

2002年の大統領候補時代、政策チーム長を務めた鞖期燦(ペ・ギチャン)国会議長政策秘書官は、大統領の諮問機関である北東アジア時代委員会秘書官に抜擢された。

盧大統領は16日、在外公館長たちと同席した大統領府の夕食の席で、鞖秘書官が書いた『コリア、再び生存の岐路に立たされる』という本について「わが国の未来のための生存戦略に関するインスピレーションを得ることができるいい本」とほめたてた。

治安秘書官には、治安監に昇進した金道植(キム・ドシク)ソウル警察庁・情報管理部長が抜擢された。



jyw11@donga.com