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「マスクオープン」となったテニスの全豪オープン、予選から棄権・遅延続出

「マスクオープン」となったテニスの全豪オープン、予選から棄権・遅延続出

Posted January. 20, 2020 09:07,   

Updated January. 20, 2020 09:07

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昨年9月から始まった山火事が20日、メルボルンで開幕するテニス四大大会の今シーズン初戦となる全豪オープンにも影響が及んだ。今大会は山火事による大気汚染が酷くなる場合は試合を中止することができる。

大型山火事によるスモッグ現象で14日に始まった大会予選の一部試合は、開始時間が遅れ、一部選手が呼吸困難を訴えて棄権するなど影響が出ている。

大会組織委員会は18日、スモッグ対策を発表した。組織委員会は試合中に随時、空気上体を確認して発表する予定だ。空気汚染の程度を5段階に分けて発表するのだが、1段階は「試合に適した状態」、5段階は試合を行えないほど悪い状態を意味する。5段階になれば、審判の裁量で試合を中止することができるのだが、各セットの偶数目ゲームが終わった時だけ止めることができる。タイブレークが行われている時は、終了するまで試合が終わった後に中止することができる。

今年全豪オープン本大会には歴代メジャー戦最多となる4人の韓国人選手が出場する。男女シングルスにはクォン・スンウ(23=CJ後援、世界ランキング83位)と、ハン・ナレ(28=仁川市庁、174位)が出場する。男子ダブルスでは韓国人選手では初めてナム・ジソン(27=世宗市庁、115位)、ソン・ミンギュ(30=KDB産業銀行、130位)組が名を連ねた。

ハン・ナレは20日、タマラ・ジダンセク(23=スロベニア、70位)と対戦する。ハン・ナレが勝てば、2005年の全米オープンでチョ・ユンジョン(41=引退)の3回戦進出以来15年ぶりに韓国人選手がメジャー大会女子シングルスで勝利を挙げることになる。クォン・スンウは21位日、ニコロズ・バシラシビリ(26=ジョージア、29位)と対戦する。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com