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三星SDS、欧州展示スペースのデジタル革新を拡大

三星SDS、欧州展示スペースのデジタル革新を拡大

Posted November. 04, 2019 08:18,   

Updated November. 04, 2019 08:18

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三星(サムスン)SDSは、欧州において展示イベントのデジタル転換事業を拡大している。

三星SDSは2日、駐韓イタリア大使館低でイタリアのコンベンション会社「フィエラミラノ」とデジタル転換推進事業のための戦略的パートナーシップを交わしたと発表した。イタリア・ミラノにあるフィエラミラノは、グローバル4位、イタリア1位のコンベンションセンターで、毎年欧州で80件以上の大型展示会を開催している。

三星SDSは今後、フィエラミラノの戦略的情報通信技術(ICT)のパートナーとして、自社のスマートストアソリューション「ネックスショップ(Nexshop)」と最新のICT技術を適用して、△展示スペースにおけるデジタル革新、△観覧客数の予測および動線を最適化などのためのデータ分析、△既存の業務システムのクラウド化、△モバイルアプリケーション(アプリ)、画像会議などを活用した役員や従業員の業務デジタル化などを進めている。

三星SDSはすでに、ドイツの大型コンベンションセンター「ケルンメッセ」にネックスショップを適用したデジタルサイネージ(公共の場や商業空間に設置されるディスプレイ)やコンテンツ管理システムなどを構築している。頻繁に変わる展覧会の場所と内容、時間、天気、交通情報をサイネージを通じてリアルタイムで観覧客に伝える方式だ。今年7月は、英ロンドン展示館のデジタル変換コンサルティング事業を受注した。


郭道英 now@donga.com